新型コロナウイルスの水際対策が大幅に緩和されたことにより、海外からの観光客が戻ってきました。
北海道観光復活の糸口となるのでしょうか?
「1、2、3、はい、チーズ」のかけ声で、写真を撮る海外からの観光客。
北海道の空の玄関口・新千歳空港と海外を結ぶ直行便が復活し、北海道観光を支えていたインバウンドが戻り始めました。コロナ禍からの復活となるのでしょうか?
10月11日、政府は1日当たり5万人の入国者数の上限を撤廃。ツアー以外の個人の外国人旅行客も約2年半ぶりに入国が解禁されました。
韓国からの観光客:「ソウルから来ました。久しぶりの家族と一緒の海外旅行です」
韓国からの観光客:「札幌に行きます」
台湾からの観光客:「観光地を回り、おいしいものを食べたいです」
新千歳空港と海外を結ぶ直行便は、2020年1月には26路線に週217往復就航していました。
それが、コロナ禍でゼロに。2022年7月、2年4か月ぶりに国際線が再開しました。11月2日現在、韓国・台湾・シンガポールとの間で週32往復が運航しています。
マレーシア人観光客:「北海道には初めて来ました。街並みや市場を見て回っている」
マレーシア人観光客:「日本は素晴らしい所です」
台湾からの観光客:「メロンがすごくおいしいです」
ドイツからの留学生:「サーモン丼を食べた」
ドイツからの留学生:「私はマグロ丼」
北海道内各地に外国人観光客が戻ってきました。ツアーの団体客より個人客の姿が目立ちます。
関係者はコロナ禍からの復活の糸口にと期待しています。
札幌二条魚町商業協同組合 佐々木 一夫 理事長:「海外からの観光客は、少し増えている。日本人観光客はコロナ禍以前と同じくらいに回復している」
入国者数の上限撤廃や個人旅行客の解禁のほかに、インバウンドが増加する要因があります。それは…。
台湾からの観光客:「今とても円が安い。外国人観光客にとってはとてもいいことです。いっぱい買います」
台湾からのガイド:「円安は特に魅力。カードを使って、台湾ドルで計算すると安く感じる」
大幅に進む円安が、旅行客を後押ししているのです。小樽市の土産物店では円安がインバウンドだけではなく、国内の旅行客を押し上げる効果に期待します。
利尻屋みのや 簑谷 和臣 社長:「円安で国民が海外に行きにくく国内を旅行してくれるという期待と、海外の観光客が来やすくなる思う。すごく期待しています」
北海道観光が本格的に復活するためには、今後何がポイントとなるのでしょうか?
北海道大学大学院 経済学研究院 吉見 宏 教授:「まだ中国は再入国をするときに規制がかかっている。中国側の規制がなくならないと、中国人観光客は増えていかない。元に戻っていけばコロナ禍以前と比べても変わりのない形で、インバウンドが伸びるのでは」
インバウンドは順調に増えていくのか。今後の動向が注目されます。
水際対策の大幅緩和で 戻ってきた“インバウンド”…“円安”が後押し 北海道観光復活の兆し (22/11/03 08:00)
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