29日、韓国・ソウルの繁華街で154人が死亡した転倒事故。
このうち1人が北海道根室市出身の女性だったことが分かり、家族が31日夕方に韓国に向かいました。
カメラに向かってにっこりと微笑む女性。
根室市出身の冨川 芽生(とみかわ めい)さんです。
2022年6月から半年間の予定で韓国・ソウルに留学中、転倒事故に巻き込まれました。
29日夜、ソウルの繁華街で起きた転倒事故。
大勢の人が折り重なるようにして倒れ154人が死亡しましたが、その中に芽生さんを含む日本人2人がいたことが分かりました。
芽生さんは地元の高校を卒業後、札幌の専門学校に入学。
6月からは半年間の予定でソウルに留学していて、現地で語学学校に通っていたといいます。
「将来は、韓国と日本をつなぐ仕事をしたい」
家族に将来の夢を語っていたという芽生さん。
最愛の娘が突然、奪われた今回の事態に父親の歩さんは…
父親の歩さん:「早く娘に会いたいです。最後まで大丈夫だと思っていたが前日も友達と遊びに行くという話しか聞いていなかったから、まさかこんなことになるとは思っていませんでした」
「韓国語勉強していて韓国にあこがれていた」
「新型コロナで韓国には行けなかった。時期が良くなったので留学した」
歩さんは事故直前まで芽生さんとラインでやりとりしていたといいます。
【ラインのやり取り】
芽生さん:「伝統の食べものたくさんあった!もちの博物館でもち作った~」
父親の歩さん:「中華とか和食と似てるけどちょっと違うね。色んな国の友達出来たね」
芽生さん「うん。インサドンっていう地域で食べたビビンバ美味しかったよ!! きょうは同じクラスのフランス人と会う」
事故があった夜、同じクラスの友人たちと会うと話していた芽生さん。
しかし、これが芽生さんからの最後のメッセージとなりました。
その後、歩さんが電話をしても芽生さんにはつながらなかったといいます。
そして…
父親の歩さん:「5時過ぎに、朝から行方不明でしたが指紋が一致したと連絡があった。電話しても電話に出なかったんです。ずっと鳴らしたら警察官が出たんですよ。現場で拾ったという感じで。スマホを」
父親の歩さん:「いつも楽しいって。外国語学校なので色々な友達ができて夜もフランス人の友達と行くって。その友達がどうなったかはわからない。かわいい子でした。これからですよね…」
突然の出来事に芽生さんが通っていた専門学校時代の同級生は…
芽生さんの元同級生:「友だちがそんな事件に巻き込まれるなんてびっくり。(韓国留学に向けて)お金をためていた時期を考えると結構長い期間、専門学生時代からコツコツためてたんじゃないかな。長い期間頑張って仕事してたりしてたと思う。本当に留学したばっかり。数か月でこの事件が起きたのでもっと楽しんでほしかったと思う」
一方、根室から札幌に入った芽生さんの家族は市内でパスポートなどの手続きを行い、午後に再び新千歳空港に到着。
韓国に向かうため、31日午後4時前に直行便に乗り込みました。
現地では身元の確認などを行うということです。
韓国留学に「コツコツお金ためていたのでは…」 転倒事故で26歳女性死亡 元同級生が語る 家族は現地へ (22/10/31 18:00)
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