2学期が始まりました。北海道札幌市の市立小学校では始業式が行われ、子どもたちの笑顔があふれました。一方で2学期は不登校が増える時期でもあります。悩みを抱えた子どもと、どう向き合えばいいのでしょうか。
札幌市立太平南小学校2年 石川 泰詩くん:「家族で石垣島に行きました。すごく暑かったけれど、海に潜って気持ちよかったです」
札幌市立太平南小学校1年 平田 大和くん:「動物園で餌をあげたことです。いっぱい食べてもらえて喜びました」
8月22日、札幌市の195の市立小学校で2学期の始業式が行われました。北区の札幌市立太平南小学校では感染対策のため、2年生と6年生のみが参加。その他の学年は、式の様子を教室のテレビで見て参加しました。
札幌市立太平南小学校 中村 義則校長:「目当てや目標に向かって、毎日少しつずつでもいいから頑張ってほしい」
教室に明るい笑顔が戻って来た一方で、文部科学省の調査によりますと、北海道内の不登校の児童生徒は10年で約2.2倍に増えています。そして、特に2学期は不登校が増える時期でもあります。
北海道教育大学大学院 臨床心理専攻 齋藤 暢一朗 准教授:「2学期になると人間関係もある程度決まってくる。勉強もだんだん内容が難しくなってくる。そういった面で4月と比べて、2学期のスタートは多くの児童生徒にとって気持ちが前向きになりにくい」
子どもたちの心に何が起こっているのでしょうか。学校に行けないなど、さまざまな事情を抱える子どもたちの支援を行なう札幌市中央区の施設「みなぱの森 森学舎」を訪ねました。
小学2年生:「学校は嫌い。勉強が嫌だから」
小学6年生:「ここで友達に会える」
小学6年生:「意外と学校より自由」
こちらでは子どもたちに興味があることや、楽しみを見つけるようサポートしています。
NPO法人 みなぱ 菅原 禎子さん:「最初は学校に行けない、行きたくないと元気がない感じで来る子もいる。ここでリラックスして過ごすうちに、自分を取り戻して元気になっていく」
コロナ禍は子どもたちの心の成長に、大きな影響を及ぼしているといいます。
NPO法人 みなぱ 菅原 禎子さん:「いろいろな地域や学校の行事が中止になってしまうことで、子どもたちの経験がすごく少なくなっている。知恵を使うことなく、成長が滞ってしまっているかもしれないと感じることがある」
コロナ禍の危険な2学期。保護者は子どもと、どう向き合えばいいのでしょうか。もし、学校に行きたくないと言われたり、休みがちになったりした場合は?
北海道教育大学大学院 臨床心理専攻 齋藤 暢一朗准教授:「自分で不安な気持ちや、ストレスを言葉で表現できない子が多い。言葉で理詰めで説得するのは保留して、行きたくない気持ちを受け止めてあげてほしい。怖い、緊張、腹立たしい、そういう嫌な気持ちを大切にしてあげてほしい」
その上で生活リズムを取り戻すよう、焦らずに子どもと向き合うことが重要だといいます。
2学期は“不登校”が増える時期 悩む子どもたちとの向き合い方は 札幌市の小学校で始業式 笑顔が戻る… (22/08/22 19:20)
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