札幌市は銭湯などの公衆浴場で男女の混浴ができる年齢を引き下げる方針です。
性被害から子どもを守ることができる一方、保護者からは目が届かなくなるという不安の声も聞かれます。
八木 隆太郎キャスター:「夏休みということで、親子で銭湯を楽しむ人も多いと思いますが、札幌市などでは、親子で入れる混浴の年齢を引き下げる事を検討しているということです」
温泉や銭湯などでの子どもとの混浴について、全国の自治体で年齢制限を引き下げる動きが相次いでいます。
厚労省は子どもの発育が早まっていることや、盗撮などの性被害から守るために、混浴の年齢制限をこれまでの10歳以上から7歳以上に引き下げることを通達。
札幌市も来年から取り入れる方針です。
これまで10歳、実質小学3年生までとされていたものが、7歳=小学1年生でも一緒にお風呂が入れないケースもでそうです。
大人たちは…
札幌市民:「子どもが滑って転んで頭打たないかなとかと心配。まだまだお母さんと入ると来るので、全然考えられないです、今は」
札幌市民:「えっ?(子ども1人で)どうすればいいんですか?お父さんがいないときには銭湯にいけないじゃないですか。他の方に迷惑かけないかとか。うっかり間違って溺れるんじゃないかとか。7歳だと心配」
厚労省では2021年「混浴年齢に関する研究」を発表。
聖心女子大学の植田教授の研究では、全国7歳~12歳の男女1500人に「水着なしで異性浴場に入ることをはずかしいと思い始めた年齢」についてアンケートをとった結果、子どもは6歳~7歳ごろから混浴することを「恥ずかしい」と思い始めていることがわかったのです。
創業48年。昭和の番台スタイルで営業を続ける老舗の銭湯では、混浴年齢の引き下げはメリットとデメリットがあると感じています。
札幌公衆浴場商業協同組合 小西 廣幸 理事:「子どもたちの成長が早い。特に女の子が男湯にお父さんと一緒に入ると、好奇の目で見られる部分がある。いい点というのは子どもの自覚。もう1年生だから僕は男湯、私は女湯と、精神的な発育の部分で応援ができるのかな。お客さんにも子どもが1人で入っているので気配りをお願いしますということで、フォローアップしていければと思っています」
すでに混浴年齢の引き下げに踏み切った道内の温浴施設では、子ども1人でも安心して入浴できるよう、スタッフの巡回や声かけを増やしていると言います。
混浴年齢の引き下げは子どもの成長を促し、被害などから守ることにつながるのか。みなさんはどう感じますか?
札幌市では9月7日まで混浴年齢の引き下げについて意見を募集しています。
札幌市保健所生活環境課
ファクス:011-622-7311
メール:seikatsu-eisei@city.sapporo.jp
子どもの混浴「年齢制限」札幌市10歳から7歳以上に引き下げへ…性被害防ぐ一方、目が届かない不安も
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