1日以上経って運転を再開…大規模浸水の原因に”地下鉄の老朽化”も
北34条駅には止まらずに地下鉄が運転を再開しました。札幌の地下鉄南北線北34条駅で発生した大規模な水漏れ。水の流入は完全には止まっていません。原因は一体、何なのでしょうか?
長岡 伶奈 記者:「麻生駅ではきのうから運行を中止していた真駒内方面への列車が再開されました」
午後5時前、北24条駅と真駒内駅の間で折り返し運転をしていた札幌市営地下鉄南北線は、北34条駅を通過する形で運転を再開しました。地下鉄の軌道は復旧しましたが、ホームやコンコースはまだ使用できず、乗り降りができない状況だということです。
利用者:「代替バスだと混んでいたので地下鉄が再開してよかったです」
「身近な駅でこういうことが起きると思わなかったのでびっくりしました」
地下鉄北34条駅構内で14日発生した大規模な水漏れ。ホームとホームをつなぐ連絡通路で天井付近まで水が達し、一時は軌道内にも浸水しました。
一体この水はどこから来たのでしょうか?札幌市交通局によりますと水の成分を調べたところ、水道水に含まれる塩素は入っていなかったということです。専門家は…。
道立総合研究機構 広瀬 亘さん:「地下水が地下鉄の中に流入している可能性が高い。北34条のあたりは川沿いの低い土地で湿地になっていた場所だったので、地下水がたまりやすい地層が広がっている。深さ1メートルから数メートル前後、地下鉄が通っているあたりは地下水面の下であると考えられます」
もともと地下水が豊富な地層に立地する北34条駅。なぜ今、浸水が起こったのでしょうか?
道立総合研究機構 広瀬 亘さん:「可能性としては、地下鉄を作って時間がたっているので、地下水が入ってこないような対策をした部分の、老朽化があるかと思う」
地下鉄南北線の運転は再開されましたが、北34条駅には止まらず代替バスの運転が続きます。浸水の原因究明と完全復旧が待たれます。
再開よろこぶ利用客…浸水の北34条駅は排水作業続く
【報告 長岡 伶奈 記者】
「運転が再開された麻生駅です。帰宅ラッシュの時間ですが、それほどの混雑は見られません。
大規模な浸水があった北34条駅を通過駅とするかたちで運転が再開されたのは午後5時前でした。
再開した列車に乗っていた人に話を聞くと、”不便なので再開してよかった。代替バスは混んでいて密になっていたので、地下鉄に乗られて嬉しい”と話していました。
そして浸水があった北34条駅は、いまだに水が湧き出ている状態で排水作業が続いており、駅のホームにも排水ホースが敷かれていて利用することができません。
この麻生駅から代替バスが出ていますが、朝は350人ほどの列ができていたということです。
北34条駅は1日7000人以上が利用しますが、現在も北34条駅には停車しませんので、麻生からは北34条に向かう代替バスを6台用意して、5分から15分間隔で運行しています」
地下鉄南北線が運転再開 北34条駅は通過...大規模浸水の原因は?老朽化の指摘も (20/12/15 18:55)
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