「DMAT」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?災害現場に派遣される、特別なトレーニングを受けた医療チームのことなんですが、そのDMATが旭川市や札幌市で活躍しています。どんな活動を行っているのでしょうか?
クラスターが発生した旭川市の吉田病院。ここにDMAT、災害派遣医療チームが支援に入りました。
DMAT事務局 近藤 久禎 次長:「全ての病床がレッド(感染区域)。防護服を着ないで対応できるグリーンゾーン(非感染区域)のエリアを作ることができるようになった」
DMAT事務局の近藤久禎次長です。2020年2月、700人以上の感染者を出した大型クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス号」などでも支援を行ってきました。
DMAT事務局 近藤 久禎 次長:「(新型コロナウイルスは)まさに普通の災害と一緒なんです」
吉田病院の状況がある程度落ち着いてきたので、現在は、やはりクラスターが発生した札幌田中病院などの支援の陣頭指揮を執っています。
DMAT事務局 近藤 久禎 次長:「札幌が日本で新型コロナ対策に関して、残念ながら最先端にならざるを得ない状況をずっと歩まされてきた。ある意味、日本一に近い体制を作り上げている」
札幌では、医療機関のクラスターが11月から12月にかけて18件発生しています。感染症対策の中枢を担う医療機関でもクラスターが発生し、感染者を新型コロナウイルスに対応した病院に移すことができなくなりました。
クラスターが発生した病院で治療を行わざるを得なくなったのです。DMATはその支援を行っています。
DMAT事務局 近藤 久禎 次長:「支援・助言・サポート。この態勢をしっかりした上で、何とか各病院でそこで患者さんを診てもらう体制を作ろうと努力したのが、札幌の第3波の現状。全ての医療機関が新型コロナ感染者を受け入れられるようになれる。それがまさにウィズコロナの時代」
急激な感染拡大が起こりそれぞれの医療機関で、新型コロナ患者の治療を行わざるを得なくなった札幌。それを逆手にとって全国のモデルとすべくDMATは支援を続けています。
DMAT事務局 近藤 久禎 次長:「長く続いている新型コロナ災害の出口の一つになりえるモデル」
【第3波の札幌】
医療機関でクラスターが発生→中枢病院も受け入れができない事態
→DMATがそれぞれのクラスターの病院を支援し中枢病院を頼らなくても治療ができる体制作りを進めている
「札幌が日本の最先端」災害医療のプロ"DMAT"も支援する北海道 全国のモデルへ (20/12/14 20:40)
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