参院選前、最後の日曜日、ラストサンデー。3議席のうち与野党どちらが2議席を取るのか、暑い北海道で熱い論戦が行われています。
改選数3の北海道選挙区には自民党、立憲民主党、共産党、国民民主党、NHK党、諸派のあわせて12人が立候補しています。
とにかく暑かった7月4日の北海道札幌。そんな猛暑をものともせず、参院選ラストサンデーを候補が、党首が、駆け抜けました。
自民 岸田 文雄 首相:「この船橋さんを大激戦区、北海道選挙区において、なんとしても議席を与えてもらいたい。心からお願い申し上げる。
自民党・新人 船橋 利実 候補:「なんとしてもこの戦い、石にかじりついても勝ち上がらなければいけない、勝たせてくださいお願いします」
声をからせて支持を訴える、自民党新人の船橋利実候補。岸田首相は、大通公園に集まった約2000人に向けて党の「重点候補」と位置づける、船橋候補の名前を何度も口にして、支援を呼びかけました。
自民党・新人 船橋 利実 候補:「残り1議席ですから、それをなんとしても獲得するという、総裁の熱いエールをもらったので、とにかく勝ち抜く。しっかり頑張ります」
鈴木知事と狸小路を練り歩き、支持拡大にラストスパートです。
共産・新人 畠山 和也 候補:「日焼けの跡がマスクで残っていましてね。日焼け止めをしていても、ずっと1日外にいますから、どうしても焼けてきました」
有権者と顔を合わせ、対話してきた証拠が、顔にくっきり残るマスク焼けです。
共産党・新人の畠山和也候補。訴えるのは平和への思い。防衛費の増大には歯止めが必要だといいます。
共産党・新人 畠山 和也 候補:「今回の選挙で問われてきたのが、平和と安全保障の問題です。政治家がやるべき仕事は外交努力ではないのでしょうか。その基本が憲法9条にある」
先週は志位和夫委員長も応援に駆け付け、支持の拡大を訴えました。
共産党・志位 和夫 委員長:「畠山さんへの一票が、暮らしを良くする一番の力になるのではないか。どうか支援をよろしくお願いします」
公示直後から地方を中心に活動していた、自民党現職の長谷川岳候補はきのう、札幌入り。岸田首相の応援を受け、一次産業への支援を訴えました。
自民・現職 長谷川 岳 候補:「岸田首相、北海道の広大な面積をおさえるには肥料や燃料、一般的な応援では足りない。北海道の国境や海岸を守る、その意味で一次産業の手厚い支援を、まずはお願いしたい。よろしくお願いします」
岸田 文雄 首相:「長谷川岳さん。なんとしてもみなさんの力で、この大激戦区を勝ち抜かせていただきたい」
また、この週末は安倍元総理も駆けつけるなど、総力戦を展開しました。
安倍 晋三 元首相:「みな様の力強い支援を、この長谷川岳に与えていただきますよう、よろしくお願いいたします」
国民民主党の新人・臼木秀剛候補。入念にストレッチをして、選挙戦終盤も休みなくマイクを握り続けます。
国民民主党・新人 臼木 秀剛 候補:「(Q:体力面はいかがですか)全然問題ないです」
臼木候補はこの週末、小樽や札幌市内の住宅街などをまわり、家計を直撃している物価高への対策を訴えました。
国民民主党・新人 臼木 秀剛 候補:「いっぱい稼ぎ、経済を高成長させていく」
そんな臼木候補の力の源は…
国民民主党・新人 臼木 秀剛 候補:「ようかんとか。(Q:力になりますか?)疲れてくるとガツンとおなかにも」
公示後すぐ玉木代表も駆けつけました。
国民 玉木 雄一郎 代表:「残りの期間、全力で、私たちの政策や理念を訴えていきたいと思いますし、臼木候補はしっかりとやり遂げてくれると思っております」
暮らしの課題解決を訴え、走り続けます。
立憲・現職 徳永 エリ 候補:「ありがとうございます」
2期12年の議員生活で、農林水産業を専門としてきた立憲民主党の現職・徳永エリ候補。
ジャガイモやアスパラガスなどが特産品の美瑛町で、食料自給率を上げると訴えました。
立憲・現職 徳永 エリ 候補:「農業生産基盤の強化、農政を変えていく。農家の皆さんが安心して営農を続けられる、持続可能な農政にしていかなくてはならない」
女性議員を増やす活動にも力を入れてきた徳永候補。子育てや、ひとり親家庭の貧困問題の解決に向けて取組むと意気込みます。
立憲・現職 徳永 エリ 候補:「安心して子育てができる、子供たちが希望をもって生きられる、そんな社会を作っていくために、数少ない女性国会議員として母親世代の議員として頑張っていきたい」
立憲・新人 石川 知裕 候補:「大学の授業料が高すぎる。親の所得の多い少ないで、子どもの人生が決まる社会にしてはいけない」
立憲民主党の新人、石川知裕候補。歓楽街・ススキノで、女性の応援団とともに訴えたのは、大学教育の無償化です。
妻で衆院議員の香織さんも、応援に駆け付けました。
立憲 石川 香織 衆院議員:「もう一歩の後押しをいただきまして、もう一回、石川知裕を北海道のために働かせてください」
また、7月3日は泉健太代表が札幌に入り、石川候補と共に、物価高対策として消費税の減税を訴えました。
立憲 泉 健太 代表:「多くの北海道民は円安による物価高で生活は厳しくなっているんじゃないですか?みなさん」
立憲・新人 石川 知裕 候補:「特効薬として消費税減税。給料を上げるために、政策を変える。そして円安を止める」
NHK党の新人、浜田智候補は大阪で街頭演説をおこなったほか、YouTubeで宇宙産業の振興を訴えました。
またNHK党の新人斉藤忠行候補は、関西で演説を重ねて、NHKのスクランブル化を進めるとしました。
NHK党からは障害者支援などを訴える、新人の石井良恵候補も立候補しています。
また、諸派の新人、大村小太郎候補、沢田英一候補、森山佳則候補が立候補しています。
7月10日投開票の参院選ですが、北海道選挙区では3議席を巡って、12人が争う構図。
北海道選挙区が3議席となったのは2016年。
2016年は野党が2議席を取り、与党は1議席だった。
2019年は与党が2議席を取り、野党が1議席となった。
今回はどの党の誰が議席を確保するのか。与野党の戦いが続いています。
各党代表も支持訴え 経済対策は?防衛費は? 12人が"激戦"北海道選挙区 2議席巡り与野党が舌戦 (22/07/04 19:50)
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