6月22日、参議院選挙が公示され、北海道は改選数3の選挙区に、現職と新人合わせて12人が立候補しました。
暮らしが揺らぐなか、有権者が政治に求めることは? そして候補の訴えは。
6月22日にはじまった夏の政治決戦。北海道民は、政治に何を求めるのでしょうか?
八木 隆太郎 キャスター:「きょうから参院選が始まりましたが、求めることはありますか? 」
50代主婦:「給料が上がらないのに物価が上がっているので、生活をもうちょっと楽にしてほしい」
60代主婦:「食用油とか全体的に上がってきていますよね」
やはり一番は物価高でした。
一方で、政治に期待はできないとの声も…
70代主婦:「毎回のことだからみんな求めてることは同じだけど、結果が悲しくなる。期待はしていないですよね。みんなそうだと思う」
一方、コロナ禍で打撃を受けた観光地は…
八木 隆太郎 キャスター:「旬の花咲ガニが並んでいる札幌の場外市場です。きょうは平日ですが、ずいぶんと観光客の姿が目立ちます。以前と比べてお店も活気づいてきました」
青果店の人:「北海道は観光の所ですからね。外国人の方がこの3年全然来ていないので、来てくれたらうれしいです」
日ロ関係が冷え込む中、北方領土交渉は停滞しています。元島民は…
歯舞群島 勇留島出身 角鹿 泰司さん:「元島民は相当高齢ですし、足腰がたたない人がたくさんいる。動けるのは今しかない」
色丹島出身 得能 宏さん:「あまりにも北方領土に対する思いが軽すぎる。元島民や地域に住む人の思いを真摯に受け止めて、限りなしにプライドをもってぶつかってほしいと思う」
ウクライナ情勢による原油価格の高騰など、影響は漁業にも及んでいます。
スルメイカ漁師:「本当に油代が苦になってだめなんですよ。赤字赤字、大赤字ですね。補助してくれると助かるのですが」
参院選・北海道選挙区に立候補を届け出たのは、現職と新人合わせて12人です。
6月22日から始まった選挙戦。
第一声で候補は何を訴えたのでしょうか。
諸派・新人 大村 小太郎 候補(36)「参政党の三大重要政策を進めていく。教育、食と健康、国防。この3つを進めていきたい。子どもたちが自分の個性を生かして将来設計ができる教育に取組んでいきたい」
自民党・新人 船橋 利実 候補(61):「道民の暮らしを守る。道民の平和を守る。若者には夢や希望を届ける。次代を担う子どもたちには確かな未来をつないでいく」
自民党の新人・船橋候補は2分50秒ほどの第一声で今回の選挙への決意を語りました。
全道を地盤とする選挙戦は初めてで、幅広い支持を訴えます。
NHK党・新人 浜田 智 候補(59):「北海道から変わる。東京に人材が取られない。東京の下請けにならない。宇宙を目指す人たちを立法の立場で応援する。そういった法律を作っていきたい」
NHK党・新人 斉藤 忠行 候補(30):「NHKのスクランブル化。第一の公約に掲げている。第二に減税を掲げている。第三にアメリカとの日米安保条約に基づいて、この国の防衛能力を高めていく」
諸派・新人 沢田 英一 候補(69):「子どもたち孫たちに、まっとうな北海道、まっとうな日本を手渡さなければならない。大人たちの責任、責務である。国防なくして安全保障なくして、この国を守らなくて、どうして子どもたちに未来があるんだと訴えてきた」
共産党・新人 畠山 和也 候補(50):「憲法9条を生かしたアジアへの積極的な外交を訴えていく。日本で核兵器禁止条約を参加、批准する国へ訴えていく。物価が上がったのに、年金を下げる冷たい日本。何としても変えよう」
共産党新人の畠山候補の第一声は7分35秒。
このうち約4割を安全保障政策に費やし、憲法9条を維持する必要性を強く訴えました。
自民党・現職 長谷川 岳 候補(51):「円安は北海道観光へのチャンス。しっかりと恩恵を受けられるようなインバウンド政策を戻したい。強い恩恵を受ける、経済行動をつくることがこれからの私たちの役割」
円安を強みに変えると訴えたのが、自民党現職の長谷川候補。
外国からの観光客誘致や、乳製品など道産品の輸出強化に力を入れるとしました。
諸派・新人 森山 佳則 候補(55):「ロシアとウクライナについて日米同盟を堅持しながらも、ロシアとの友好の道を残して防弾チョッキを送るのではなく停戦の仲介をする方向で努力すべき」
国民民主党・新人 臼木 秀剛 候補(41):「暮らし、生活、雇用、子ども、子育て、医療、介護、みなさんの生活、暮らしをより豊かなものに変えていく。古くなった制度をアップデートして新しい北海道に変えていこう」
国民民主党新人の臼木候補。初めての選挙に挑む決意表明に最も時間を割きましたが、物価高対策や所得の向上も進めていくとしました。
立憲民主党・現職 徳永 エリ 候補(60):「女性が増えれば政策決定の順位が変わる。予算の配分も変わる。この北海道、1つは女性の議席を獲得して議席を守りつなげていかなければならない。それが私の責任」
12人のなかで第一声が最も長かったのが、立憲民主党・現職の徳永候補。
女性が活躍できる、多様性のある社会を目指すとしました。
立憲民主党・新人 石川 知裕 候補(49):「消費税を減税して、生活者の身になって考える政治をもう一回取り戻すことが必要ではないか。岸田政権に今の政策が間違っていると突きつけるのが今回の参院選ではないか」
立憲民主党の新人・石川候補が最も時間を割いたのが、物価高対策です。
同時に消費税の減税にも取り組み、生活を守りたいと訴えました。
NHK党・新人 石井 良恵 候補(61):「子どもが育ちやすい場所は、大人も安心して過ごせる環境。差別や偏見のない世の中にしていきたい。北海道から日本を変えていきたい」
候補は18日間かけて北海道内を回り、物価高をめぐる経済対策や安全保障政策などの論戦が交わされる見通しです。
6月23日から期日前投票が始まり、投開票は7月10日です。
12人の候補者の第一声で「一番時間を割いていた訴え」は何なのかまとめました(届け出順)。
一番時間を割いていた訴えについては各候補で分かれていますが、「経済対策」や「物価高」、「安全保障」など共通したテーマもありました。
第一声で「各候補が一番時間を割いた」訴えは? 参院選公示 北海道は"3議席"に"12人"が立候補 (22/06/22 19:20)
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