北海道産ブドウで作るレーズン 爽やかな酸味と甘みでワインのお供に
北海道内ではワインの生産が盛んになってきていますが、同じようにブドウから作られるレーズンに注目が集まっています。
札幌市中央区で、昼はカフェ、夜はワインバーとして営業するこちらの飲食店。ここで、ワインのお供として提供されるレーズンが注目されています。
北海道・仁木町で生産されたブドウを使い、防腐剤や酸化防止剤などは一切使わず作られたレーズンです。
ソムリエ 菅原 明洋さん:「僕のレーズンは、とにかく酸味が爽やかに残っていることと、ちょっと硬めなのでレーズン特有のねっとりした感じがないので、普段レーズンが苦手と感じる方にも好評いただいています」
今川 純子 記者:「すごくしっかりしてますね。オイルコーティングしていないから、素材そのものの味がすごく感じられます。酸味と甘みが程よく口の中に広がります」
菅原さんは、夜、ソムリエとして働くかたわら合間を縫ってレーズンを作っています。ブドウの収穫期には、丸一日以上、工房にこもることもあると言います。
ソムリエ 菅原 明洋さん:「ブドウがとれるシーズンだけは、寝不足覚悟でおいしい物作っています。(レーズン作りは)北海道・余市町のブドウ農家さんから、ある相談を受けたところから始まりました。ちょっと色づきが悪かった物とか、はねられる物がたくさんあって悲しいんだけど、何かいい方法はないだろうかと。だったら僕が全量買いますので、元気を出してくださいというところから、北海道産のレーズン作りにチャレンジを始めた」
5年間の試行錯誤で生まれたレーズン アメリカからも問い合わせ続々
農家を支援したり食品ロスを防げないかと考え、8年ほど前、廃棄されてしまうブドウを再利用する形でレーズン作りを始めました。
干しあがったブドウを1つ1つブラッシングして、枝の余計な部分やブドウの表面の粉を丁寧に落としてレーズンが完成します。5年間の試行錯誤が続きました。
ソムリエ 菅原 明洋さん:「この作業が一番時間かかる。これが最終チェック」
今では、東京や大阪、さらにアメリカからもSNSで食品系の会社や個人から問い合わせが来るなど注目を集めています。
パンやお菓子にも使われるレーズンですが、上手に食生活に利用すると健康にも意外な効果が!
栄養豊富なスーパーフード 上手に使って免疫アップ
パンやお菓子などで食べることの多いレーズンですが、スーパーフードと言われるほど、栄養豊富な食材です。
食事の力で健康な体作りを進める管理栄養士の北川恵子さんは、免疫力のアップが期待できるといいます。
コンフォート栄養食物研究所 北川 恵子 社長:「カルシウム、カリウム、鉄、食物繊維が非常に豊富に含まれている。ポリフェノールとかアントシアニン、それが非常に多く含まれていて、今、コロナの時代になって免疫と言いますけど、ポリフェノールは免疫改善、血流改善、そういった働きがあるんですね」
コロナ禍の今、食生活に取り入れたい食材ですが、一方で気をつけなければならない点もあるといいます。
コンフォート栄養食物研究所 北川 恵子 社長:「デメリットはカロリーが高い。糖質とカロリーが高いことをしっかり理解して召し上がっていただければと思います。(一日)50グラム程度がよろしいかと」
過剰に食べ過ぎるのはカロリーと糖質の観点から注意が必要ですが、栄養豊富なレーズンを上手に食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
国内外で注目の"レーズン" 栄養豊富&免疫力UPに期待...ブドウ農家支援にも (20/12/06 12:00)
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