春も終わりに近づき、多くの動物たちは今、子育ての真っ最中です。札幌では、住宅街のすぐそばで、ある動物の親子が暮らしていました。
札幌市内の住宅街。近くの土手にいくつもの穴が開いていました。
住民:「この近さで見られることはないですよ」
その中にいたのは?
鎌田 祐輔 記者:「今、親ギツネが穴の中から姿を現しました。その後を追うように子ギツネも姿も穴から出てきました」
穴の中で暮らしていたのは、キタキツネの親子でした。
子どものキツネは、すぐに穴の中へ戻ってしまいます。
その様子を見たお母さんが迎えに行くと、あくびをしながらまた姿を現しました。
すぐにお母さんのおなかに顔をうずめます。
鎌田 祐輔 記者:「親ギツネの"おなか"のあたりを探っています。おっぱいを飲むのでしょうか」
おなかがいっぱいになった後は、遊びの時間。
そして、遊び疲れたのでしょうか…。
鎌田 祐輔 記者:「キツネの親子も巣穴から出て、毛づくろいするなどとてもリラックスした様子です」
キタキツネは3月から4月にかけて、巣穴で子どもを産みます。
そして、5月から6月ごろ、子どもは巣穴の外に出てくるようになるといいます。
付近住民:「かわいい、癒されています」
付近住民:「かわいい」
付近住民:「元気に成長してくれたらと思う」
一方で、心配なのがエキノコックスという寄生虫です。
キタキツネが主な感染源で、人が感染すると肝臓や肺などに寄生して肝機能障害などを引き起こすことがあります。
札幌市保健所 河波 秀旭 食の安全推進課長:「エキノコックスの虫卵は"ふん"にいるが、基本的に粘り気はないので、洗えば落ちるので、外から帰ったらきっちり手を洗うことが大事。キツネはかわいらしい動物なので、小さいお子さんは近づきたいなと気持ちがあると思うが、むやみに近づいたりとか、エサをやらないことが大事」
キタキツネの子育ては8月ごろまで。その巣立ちの日まで遠くから見守ってあげるのが親子にとっても一番です。
【動画】札幌の住宅街に"キタキツネの親子" 子育て真っ最中…春の日差しを浴び"あくび"する子ギツネ (22/05/14 07:30)
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