札幌市内の三角山で3月、クマに襲われ2人がけがをしました。この事故のあと売れているのが「クマ撃退スプレー」です。
しかし、誤って使うと大変危険なため注意が呼び掛けられています。
2022年3月、札幌市西区の三角山で、巣穴の調査中に男性2人がクマに襲われけがをしました。
ここ数年クマとの遭遇で事故が相次ぐ中、身を守るために注目を浴びているのが…。
「プシューッ」
「クマ撃退スプレー」です。
しかし、使い方によっては諸刃の剣に!いま知っておきたいクマスプレーの使い方とは?
3月末に、NPO法人の職員2人がクマに襲われ、けがをした札幌市西区の三角山。住宅街に近い登山口は4月15日現在、閉鎖されたままです。
付近住民:「山の手地区でクマ対策は今まで聞いた事がない」
近くで果樹園を経営:「クマが出るという"うわさ"がどんどん広がるようなら、用意をしておかなければならないと思う。クマよけスプレーくらいは」
クマから身を守る手段として注目を集めているのが「クマ撃退スプレー」です。
秀岳荘 白石店 外崎 裕子さん:「クマをよける、撃退するというものになります。トウガラシ成分が入っているもので、クマの顔に噴射する」
その使い方は…。
秀岳荘 白石店 外崎 裕子さん:「誤噴射しないように安全レバーが付いていて、外し、ボタンを押すと噴射される仕組みです」
価格は1本1万円から。噴射距離は5メートルから長いもので12メートル。噴射時間は7秒ほどで使用は1回だけできます。
クマの目や口に激痛を与え、撃退する効果があるとされています。
このアウトドア専門店では2021年6月、札幌市東区でクマに襲われ4人がけがをした事故の直後からスプレーが売れ始め、一時は売場から姿を消しました。
3月の三角山の事故の後から、再び売れ始めたといいます。
しかし、使い方には注意が必要です。
秀岳荘 白石店 外崎 裕子さん:「風向きに注意する。風下にいると、噴射したガスが自分にかかってしまう。風向きには注意をして噴射してほしい」
人にかかってしまうと、目や口などに激痛が走ります。
解説書には使う前の訓練の必要性に加え、クマと遭遇しないための工夫が大切だと書かれていました。
秀岳荘 白石店 外崎 裕子さん:「クマに遭わないようにする所から始める。クマスプレーは最後の手段として持っておいてもらえればと思います」
「クマ撃退スプレー」だけに頼らず、鈴などを持ち歩く。クマが出没した場所には近づかないなど、基本的な心がけが重要です。
クマ撃退スプレーは「風向き」「保管場所(暑い場所に保管しない。子どもの目に留まる場所に置かないなど)」「暴発(カバンの中で探しているときに誤噴射することも)」「消費期限(期限は4年。廃棄の前に、人気のない場所で使いきること)」などに注意が必要です。
売れ行き増加 "クマ撃退スプレー"どう使う? 知らないと危険 激痛が…専門店が伝授する使用法 (22/04/16 09:00)
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