北海道旭川市で2021年3月、中学生が凍死した状態で見つかり、背景にいじめが疑われていた問題。調査してきた旭川市の第三者委員会は「いじめ」と認定し遺族側に報告しました。
この問題は2021年2月、当時中学2年生の広瀬爽彩(さあや)さん(当時14)が行方不明となり、1か月後に旭川市内の公園で遺体で見つかったものです。
広瀬さんは生前、インターネットを通じていじめを相談していました。
広瀬 爽彩さん:「いじめを受けていたんですけど、いじめの内容が結構きつくて。先輩に色んなものをおごったり、学校側もいじめを隠蔽(いんぺい)しようとしていて。人が怖いし、人と話すのも苦手だし、人に迷惑をかけるのも怖い」
2021年5月から、いじめの有無の調査を行ってきた旭川市教委の第三者委員会は27日、遺族側に「いじめとして取り上げる事実が6項目あった」と報告。
第三者委員会がいじめを認定するのは初めてです。この報告に旭川市の今津市長は…。
旭川市 今津 寛介 市長:「真相解明の第一歩。非常に重く受け止めている。ご遺族に対してお悔やみを申し上げたい。今後、ご遺族の思いに寄り添った対応をしていきたい」
一方、第三者委員会の対応の遅さに苦言も。
旭川市 今津 寛介 市長:「最終報告は(2021年)12月、遅くても年度内にと第三者委に言ってきた。非常に遅いな、というのが率直な感想です」
旭川市教委は早ければ今週中にも、6項目の詳細を公表する予定です。
このいじめ問題をめぐる経緯です。
2019年6月、爽彩さんは、体を撮影した画像を送信させられました。複数の生徒とトラブルがあり、川に入る自殺未遂をしました。
2019年8月、別の中学校に転校しました。
2020年5月、「いじめを受けていた」とSNSに匿名投稿。
2021年2月、行方不明になり、翌3月に遺体で発見されました。
2022年3月27日、第三者委が「いじめ認定」し遺族に報告しました。
中2女子凍死…調査から10カ月"いじめ"認定 凍死前 ネットにいじめ相談 爽彩さんの"肉声"見つかる (22/03/28 19:35)
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