札幌市中央区の大通公園を南北に貫く道路の一部を廃止して、公園をつなげようという構想が持ち上がっています。市民生活に大きな影響が出そうです。
中田 和樹 記者:「市道の一部区間が廃止された場合、4丁目と5丁目が公園でつながることになります」
現在、大通公園では11本の道路が南北に通っていますが、札幌市はこのうち9本の市道の一部を廃止し、公園をつなげる方針を明らかにしました。
普段使っている道路がなくなることについて、市民からは困惑の声が…。
札幌市民(30代):「イベント時に道路が渋滞している。もっと悪化するのでは」
タクシー運転手(60代):「困る。乗客を乗せて遠回りしないとならない」
一方で歓迎する声も。
札幌市民(60代):「人の動きが地下中心だったのが、地上に上がってくる。周辺の商店街も変わってくるのでは」
1993年には大通西8丁目と西9丁目の間の市道が廃止され、公園が拡充されました。
遊具が設置され、夏は多くの家族連れでにぎわいます。
札幌市は公園をつなげることで、観光客や市民の憩いの場所としての魅力をさらに高めるとしていますが…。
埼玉県からの観光客(20代):「今でも十分楽しめている。廃止されたら、バスに乗ると時間がかかるので今のままでいい」
札幌市は2022年度から交通量を調べたり、住民のほかバスやタクシーなどの事業者の意見を聞いたりして、廃止する市道を決める方針です。
大通公園をつなぐ構想では、大通西3丁目と4丁目の間の「札幌駅前通」と、同西10丁目と11丁目の間の「石山通」は除き、ほかの南北を貫く道路については、交通量を調査しながら検討していくということです。
札幌市では、早ければ2026年度に整備を始めるということです。
札幌市の「大通公園」がつながる? 南北に貫く“市道”の一部を廃止へ…賛否の声 暮らしに影響は (22/03/27 10:00)
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