ウクライナ侵攻で北海道内にも影響が出ています。北海道函館市で、ウクライナやロシア料理を扱う店では、悪質な嫌がらせ行為に悩んでいました。
まるたま小屋 北見 伸子さん:「それにしてもこれはないなと思う。ショックですね」
函館市内でウクライナ料理やロシア料理を提供している「まるたま小屋」の店主、北見伸子さん(49)。
ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以降、インターネット上で店の口コミ欄に兵士の遺体の写真などが投稿される悪質な嫌がらせが確認されるようになりました。
まるたま小屋 北見 伸子さん:「なんかびっくりしすぎて本物かどうか分からないし、本物だとしたら本人に対しても失礼」
さらに意図的に店に低評価をつける行為も。北見さんによりますと、このような嫌がらせは全国のロシア料理店で確認されているといいます。
まるたま小屋 北見 伸子さん:「日本国内で差別や偏見が起きるんじゃないかと最初すごく心配でこういうふうにしてヘイトというのは始まるんだなと感じた」
ロシアによるウクライナ侵攻からまもなく1か月。いまだ出口は見えない状況です。
函館市の北見さんは2015年の開店以降、本場の味を知ろうとボルシチなどといった伝統料理を学びに、ウクライナの首都キエフなどを2度訪れています。
しかし、現在の状況に心を痛めています。
まるたま小屋 北見 伸子さん:「私の中では(街が)本当にきれいで食べ物がおいしくて、色々な人に親切にしてもらってすごく良い国。きれいなウクライナが"がれき"のイメージで日本人に定着していたり、そういうショックがある」
そして北見さんが気がかりなのは当時、現地で料理を教えてくれたウクライナ人のセルギー・ポジャールさんの先行きです。
いまは無事ですが、セルギーさんの出身はポーランドの国境近くのリビウ。連日、多くの避難者が訪れる中、3月18日には初めてリビウ市内が砲撃されたといいます。
まるたま小屋 北見 伸子さん:「いまの状況だとどうなるか全然分からなくて、拡大していけば西側もいくかもしれないし、とにかくそこに行く前に一刻も早く終わってほしい」
北見さんは2月27日から店内に募金箱を設置。ウクライナの人々への支援を始めました。
設置して間もないですが、3週間で30万円の募金が集まったといいます。
まるたま小屋 北見 伸子さん:「うれしいけど、早くお金集めなくていいくらいに終わってほしいという複雑な気持ち。何が一番の支援かというと日本人の関心が薄れないこと。長期化するかもしれないし、関心が薄れないでいてほしいという気持ちがある」
北見さんによりますと、インターネット上での嫌がらせは管理者により現在は削除されています。
心無い行為に傷つきながらも、北見さんがいま願うのは一日も早い平和の訪れです。
ご覧のところなどで、ウクライナ支援の募金を集めています。
ご覧のところで、ウクライナ支援の募金を募っています。
ウクライナ・ロシア料理店に"悪質嫌がらせ"口コミ投稿 悪意の低評価も…それでも願う「関心薄れないで」 (22/03/23 20:15)
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