全国的な注目を集めることになりそうです。
土地取り引きの目安となる地価調査が3月22日公表され、価格の上昇率は住宅地、商業地ともに「あの場所」周辺が全国1位を独占しました。
2022年1月1日時点の土地の価格を調査する地価公示。
北海道内の土地の平均価格はプラス3.9%と6年連続で上昇。特に住宅地の平均価格はプラス4.6%と、伸び率は全国平均の約10倍となりました。
北海道不動産鑑定士協会 齊藤 武也 副会長:「マンション用地がかなり引っ張った感というのは札幌中心にあったのかなと思います。在宅時間が長くなることによって、もうちょっといい家に住みたいというマインドが働いて、逆に住宅需要が喚起されたという面もある」
コロナ禍で自宅にいる時間が長くなったことで、マンションの購入や戸建てを考える人が増加。
最も価格が高かったのは札幌・中央区南1条西26丁目1番8。1平方メートルあたり65万円となりました。
一方で、新型コロナの影響をまともに受けたのが繁華街ススキノ。飲食店の利用客やインバウンドの激減で2年連続の下落となりました。
こうした中、住宅地・商業地ともに全国1位を独占した場所が北海道内にありました。
本田 祐里佳 記者:「来年3月に開業するBPから徒歩15分のこの住宅地など、北広島市の土地が全国で"上昇率トップ"となりました。新球場がすぐ近くに見えます」
北広島市に建設中のプロ野球日本ハムファイターズの新球場、「エスコンフィールド北海道」の周辺です。
住宅地、商業地ともに、球場のすぐそばの土地の価値が急上昇しました。
26%も上昇した住宅地が「共栄町1丁目10番3」
商業地で19・6%上昇したのは、「栄町1丁目1番3」
球場周辺では、マンションやホテルなどの建設が計画されているほか、JR北広島駅周辺では地下1階、地上18階建ての複合ビルの建設も予定され、街の再開発が価格上昇に大きく影響しました。
北海道不動産鑑定士協会 齊藤 武也 副会長:「札幌の郊外に比べて価格が安いので、まだここ何年かは上がっていくと思う。ボールパークでかなり雇用が創出されれば札幌の需要に頼らなくてもそこだけで完結する可能性もあるので、まだまだ伸びしろは高い」
この上昇で地元の不動産会社にも変化が…
JMPサンライズ 羽田 好志 代表:「こちらは新築ですね。ボールパークの雇用者のためのアパート、あるいはマンションということで、見込んでの投資が進んでいますね」
北広島市ではボールパークの建設による雇用創出を見越して、アパートの需要が急拡大。さらに戸建て用地にも影響が。
本田 祐里佳 記者:「これまで3世帯に分譲していた土地を7世帯に分けて建設が進んでいます。このように土地を小さくして売り出すところが増えているということです」
今後高嶺の花となるかもしれない、北広島市の住宅事情ですが、この過熱ぶりに不安の声も漏れています。
JMPサンライズ 羽田 好志 代表:「ボールパークの常勤雇用がどれくらいなのかが全く見通せていないんですよ。なのにこれだけアパートを建ててしまっていて、なおかつ戸建ての値段が上がってしまっていることに関しては、地場の不動産会社としては一抹の不安はあります」
この勢いを維持できるのかどうか。再開発の行方が明暗を分けそうです。
上昇率"全国1位"独占 北海道北広島市「ファイターズ新球場」周辺の地価↑…ススキノは2年連続の下落 (22/03/22 19:30)
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