2月16日の北海道内は、道南を中心に大荒れの天気となっています。一方、札幌市では屋根の上に危険な雪庇(せっぴ)が増えていて注意が必要です。
齋藤 健太 記者:「函館市内です。きのうから続く吹雪の影響でしょうか、バス停のポールが根元から折れ曲がっています」
根元から折れ曲がり倒れてしまったバス停…。
発達した低気圧の影響で大荒れとなった函館市では、市民が雪かきに追われました。
函館市民:「すごいですね。車出せないです。きょうは出かけない」
函館市民:「(両手で表現して)こんなもんだな。30センチくらいある。吹きだまりで玄関埋まってるから」
道南では、2月17日朝にかけてさらに30センチの雪が降る予想で、交通障害に警戒が必要です。
一方、先週、記録的な大雪となった札幌市。特に心配なのが、屋根の雪です。
2月13日には、手稲区で銭湯の屋根が崩落。
2月16日には、札幌市近郊の余市町でも落雪事故が起きるなど、被害が相次いでいます。
札幌市北区の女性:「落としてない。年を取ってくると(屋根に)上がれないから、近所の人におろしてもらっている」
札幌市北区の男性:「(指で差して)息子は、ここと上を合わせたら5、6回になるかな。"雪庇落とし"っておっかないけど、落とさないと下のガラス壊れたりする」
除雪中の男性:「(車を屋根から)1メートル以上、もっと開けないと、屋根から落ちた雪で、車のドアが傷ついたりしますよね」
いま住民を脅かしているのが、自宅にできた大きな雪庇…。雪庇落としの依頼も除雪業者に相次いでいます。
エイト建設 豊島 世羽 社長:「2021年の3倍くらい増えています。1週間はびっしり(予約が)入っています」
この日は、札幌市南区の住宅の雪庇落とし。雪庇は暖房などで「解けて凍って」を繰り返し、固く重くなっていました。
落ちた雪庇は、屋根の上にある時よりもはるかに大きく見え、かなりの衝撃です。
除雪業者:「(雪庇を計測して)30センチくらいはある。ドンと落ちたら家の壁が傷つく、穴が空いちゃうので、窓ガラスとかだと家の中に入ってしまう」
ただ、作業は常に危険と隣り合わせ。
プロでも危惧するのは、屋根の上のこの状況。白い雪で雪庇と屋根の境界がわかりにくく、判別がつきません。
除雪業者:「ここからこっちは"屋根の上"だから落ちる心配はないんだけど、普通の人だとわからないかもしれない。もっと長い雪庇だと2メートルくらいある所がある」
さらに、市民らに気をつけてほしいと呼び掛けるのが、カーポートや倉庫など比較的、屋根が低い建物の雪落としです。
除雪業者:「(高さが)2~3メートルだと油断して落ちる事故が多い。プロに任せた方がいいんじゃないかなと。1人で登る方いるが、絶対にやらない方がいい」
札幌市では週末再び大雪となる可能性がありますが、屋根の雪には細心の注意が必要です。
危険な"雪庇"どう落とす? 相次ぐ落雪や雪下ろし事故 業者依頼は3倍に…札幌市は週末 再び大雪の予報 (22/02/16 19:25)
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