まん延防止等重点措置適用から15日目。依然、出口が見えない状態が続いています。
北海道内は2月10日、新型コロナウイルスの新たな感染者は4098人と過去最多を更新しました。
鈴木知事は対策本部会議で感染速度は鈍っているが、依然厳しい状況が続いているとしました。
北海道内では10日、新型コロナウイルスの患者9人の死亡が確認されました。
新たな感染者は札幌市で2204人、函館市で170人、石狩地方で463人など計4098人で、過去最多を更新しています。
鈴木 直道 北海道知事:「増加速度の鈍化がみられるものの厳しい状況が続いている。11日から3連休となる。混雑している場所への外出を控えて、高齢者など重症化リスクの高い人と会う場合にはさらに対策の徹底を」
鈴木知事は対策本部会議で、「まん延防止等重点措置」の期限となる20日まで特に学校や保育所、高齢者施設などでの感染対策の徹底を呼びかけました
一方、札幌市は感染者の急増に対応するため2月から「療養判定アプリ」を導入し、約1万3000人が利用したことを明らかにしました。
感染者が自ら症状を入力することで、保健所との電話連絡の回数が減り、業務の迅速化が図れたとしています。
第4波、第5波に比べ急速に増加している北海道内の感染者は、再び過去最多を更新しました。
北海道医療大学の塚本容子教授は、「この中に『みなし陽性』がどれくらい入っているか、検査が十分にできない中で判断しにくいが、スピードが鈍化しているので来週あたりにピークを迎える可能性もある」とします。
「まん延防止等重点措置」が適用されてから、どのような変化が出ているのか。適用前の1週間と、直近1週間の感染者の年代を比較します。
・適用前の1週間(1月20日~26日)
10代以下:27.9%
20~30代:37.2%
40~50代:21.3%
・直近の1週間(2月3日~9日)
10代以下:34.4%
20~30代:27.5%
40~50代:24%
感染者の割合が20~30代の若者から10代以下の子どもたちに移行しているようにも見えます。そして死者は高齢者が中心になっています。
塚本教授は、「まん延防止措置の飲食店への時短要請は、若い世代へある程度効果があったのではないか」としながらも、「今後は子どもや高齢者の感染を防ぐことをメインにしなければならない。同じ対策を続けていくのは効果がないのではないか」と指摘します。
感染事例が増えている高齢者施設での感染を拡大させないため、塚本教授は3つのポイントをあげます。
・密着は注意:マスクなどを着用しても「ガウン」なしで介助すると感染する恐れがある
・狭い空間の換気:マスクをしていない感染者の搬送時に感染する恐れがある
・食事の前後の消毒:パーテーションやテーブルを消毒せずに感染する恐れ
ケアする側が衣服や車、テーブルなどに付着したウイルスから感染しないよう、注意することが必要です。
また最多更新の北海道…"厳しい状況" 鈴木知事 専門家 「飲食店の次は高齢者に広げない対策が必要」 (22/02/10 20:15)
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