5日連続の1500人越え。感染の急拡大に伴い、今、北海道内で検査を希望する人が急増しています。PCR検査センターには感染に不安を感じる人が殺到していて、検査数は限界に近づいています。
北海道内では1月25日、新型コロナウイルスの患者4人が死亡し、新たに札幌で620人、石狩地方で218人など、あわせて1536人の感染が確認されました。
5日連続で1500人を超える感染の急拡大。感染者の急増がこの場所にも影響していました。
本田 祐里佳 記者:「札幌市内で検査を受けることができる民間の施設の前には、特に行列などはみられません。しかしインターネットの予約ページを見ると、この1週間は予約が埋まっていて、混雑していることがわかります」
札幌市中央区のPCR検査センターでは、12月に比べ検査数が約2倍に増加。年末年始から検査数が急増し、連日上限のギリギリまで検査を行っているということです。
影響は北海道内全域に広がっています。
「よだれ出すの?」
「よだれ出すの、そしてストローでピュッてやるの」
函館空港の無料PCR検査センターには親子連れの姿が多く見られました。
検査を受けに来た人:「すごく今混んでいるので結果が出るまで2日かかると言われた。心配ですね。症状軽いと聞いているけど子どもが感染したらこわいので」
1月12日からドライブスルー方式の無料・抗原検査を開始した帯広市の薬局では、感染拡大とともに問い合わせが増加。1週間後まで予約が入っている状態だといいます。
まつもと薬局フロンティア店 浅野 逸郎 管理薬剤師:「薬局なので検査をメインでやっている職業ではないので薬局によっては通常業務に支障が出ているところもあると思う」
さらに旭川市でも…
中田 和樹 記者:「こちらの病院では1か月前の検査数はほぼ0だったということですが、1月25日は約70件と大きく増えています」
旭川市保健所によりますと、検査数はギリギリの状態が続いていて、特に若い世代の検査が多いということです。検査結果は通常、2日以内に判明しますが、検査数の急増で、結果判明までに最大3日かかる保健所も増えてきていて、「第6波」は医療現場にこれまで以上に強い負担を強いています。
北海道内のコロナの検査数は年末から増え始め、1日1000~3000件台だったのが17日の週に急増し、最大8000件台となりました。検査を受けたくてもすぐに受けられない状況が続いています。
この背景には感染者の急増があります。これまで最多だった第4波の2倍以上の1500人規模が続いています。
北海道科学大学の秋原志穂教授は、北海道の感染が東京や大阪から1週間から10日遅れて拡大していったことをあげ、「東京が新規感染者数を更新している状態を考えると、北海道もしばらく増加が続くのではないか」との見方を示しています。
そのうえで「コロナは飛沫感染が主体。マスクなしで会話をすることがリスクが高いため、不織布マスクを正しく装着して換気をして距離をあける、基本的な対策をしっかり守ってほしい」としています。
感染急増"検査場"にも近づく限界…予約満杯ですぐに受けられない状況続く 専門家 陽性者「まだ増える」 (22/01/25 20:10)
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