湿った重い雪にうんざりです。
北海道内は発達した低気圧の影響で、広い範囲で大雪や暴風に見舞われました。
また、道東では高潮が発生。停電も起こっています。
猛吹雪で数十メートル先も見えないホワイトアウト。
発達する低気圧の影響で広範囲で大荒れとなった1月12日の北海道。大雪や猛吹雪の影響で各地で市民の生活に混乱が生じました。
大雪となった帯広駅前では、足場を探しながらゆっくりと歩く人の姿が見られました。
1月11日、積雪が3センチしかなかった帯広市。一晩で62センチにまで増えるドカ雪となりました。
一日でこれだけ降るのは、1月としては観測史上一番の大雪です。
田中 うた乃 記者:「けさの帯広市内はこのように膝まで埋まるほど雪が積もりました。あちらでは車が雪に埋まって立ち往生しています」
車が立ち往生した男性:「きょう4~5回埋まったんですけど、今JAFを呼んだけどお昼くらいになるって。1時間40分くらいここで暖かくして待ってました」
湿った重い雪で車の立ち往生が相次ぎ、けん引ロープなどを使い何とか車を動かそうとする様子があちこちで見られました。
雪かきをする女性:「きのうからすごく降っていてびっくりしました。腕が筋肉痛になってしまいそうです」
午後5時までの24時間で降った雪の量は十勝の中札内村で70センチ、道北の音威子府村で66センチなど、広範囲で大雪となりました。
札幌市では、1月11日から28センチの雪が降り、ススキノでは雪の重みで街路樹が根元から折れ、道路の一部を塞ぎました。
長岡 伶奈 記者:「朝8時の通勤の時間となりました。雪でべちゃべちゃになった路面をみなさん慎重に歩いている様子が見受けられます」
札幌市民:「歩きにくいですね、譲り合いながら歩いている」
この大雪でJRや高速道路が止まり、通勤にも大きな影響が出ました。
通学中の大学生:「遠いので学校が。JRしかなくて。行ったとしても帰ることができるか分からないので行くのも心配です」
一方、道東の沿岸部では高潮が発生。厚岸町では海水が道路にまで流れ込み、一時、約300メートルが冠水しました。
建物などへの被害はないということです。
その他、根室市や別海町などでも、海水が岸壁を超えて流れ込みました。
大荒れが原因とみられる停電も各地で発生。
えりも町では最大瞬間風速41.3メートルを観測。一時約3700戸で停電し、信号機や店の灯が消えました。
えりも町役場は町内9か所に避難所を開設するなど対応に追われました。
えりも町役場 職員:「各所にストーブを用意しているので、点火するなりして避難所を開設していく」
えりも町の停電は解消し、避難所は昼前までに全て閉鎖されました。
また、除雪中の事故も。岩見沢市では12日午後3時ごろ60代の男性が 自宅の敷地内で除雪機の下敷きになっているのを男性の娘が発見。
病院に搬送されましたがその後死亡しました。
男性は当時1人で除雪作業をしていたとみられています。
1月12日夜から1月13日にかけては日本海側を中心に大荒れの天気が続き、予想される最大瞬間風速は陸上と海上ともに35メートル。
また13日夕方にかけて予想される雪の量は、日本海側は多い所で50センチとなっています。
猛吹雪による交通障害、高波などに警戒が必要です。
北海道で大荒れ天気 湿った重い雪で「車の立ち往生」「倒木」「停電」相次ぐ…高潮や除雪中の死亡事故も (22/01/12 20:50)
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