原油の価格高騰などにより、食品も相次いで値上げされ家計を圧迫しています。
値上げの波はクリスマスにも及びそうです。
クリスマスまで約2週間。
クリスマスイブに食べたいものといえば…。
札幌市民:「やっぱりイチゴ」
札幌市民:「チキンですね」
イチゴのケーキに、ローストチキンやフライドチキンがやはり人気でした。
しかし2021年は…。
菓子の樹 田中 英雄 社長:「原油の値段が上がって、小麦粉も砂糖も上がっている」
ひろちゃん 澄川本店 中澤 純一 料理長:「工場の稼働がストップしている」
原油高などによる値上げの波がクリスマスの食卓に押し寄せそうです。
クリスマスに食べたいものといえば…
生クリームの上にイチゴがのったクリスマスケーキ。
札幌市北区のこちらの洋菓子店では、すでにクリスマスケーキの予約が130件を超えましたが、2021年は悩みを抱えていました。
菓子の樹 田中 英雄 社長:「どんどんイチゴが高くなる」
クリスマスケーキの主役、イチゴの値上がりです。
1年で最も需要が高まる12月下旬には、毎年1パック1000円まで値上がりするといいますが、2021年は1500円まで上がると見ています。
その理由は…。
菓子の樹 田中 英雄 社長:「原油の高騰が響いている。燃料かけて温室を温めないといけないから」
原油高で灯油やガソリンの高値が続いていますが、その影響はハウス栽培で暖房費がかさむイチゴの栽培にも及んでいました。
高くなるのはイチゴだけではありません。
小麦粉、砂糖、ケーキの飾りのお菓子の人形などが1割の値上がり。
クリスマスケーキの原材料費は、2020年に比べて割高になったのです。
店では値段を上げない分、利益が減ることになりますが、常連客のことを思うと思い切った値上げは難しいといいます。
菓子の樹 田中 英雄 社長:「うちは近所のお客さんが多い。コロナ禍で近所の客を大事にという気持ちでやっている」
ケーキのほかにクリスマスといえば…。
札幌市民:「クリスマスに食べたいのはチキン」
若鶏の半身揚げにローストチキンといったクリスマスの定番も…
ひろちゃん 澄川本店 中澤 純一 料理長:「鶏肉の値段が上がっている」
札幌市南区にあるザンギ専門店です。
ひろちゃん 澄川本店 中澤 純一 料理長:「店ではブラジル産を使っている。2~3か月前から1kg20~30円くらい一気に値上がりした。コロナの影響で(ブラジルの)工場がストップした」
ブラジル産の鶏肉は新型コロナの影響による労働力不足などで値上がり。
1か月に3トンもの鶏肉を仕入れるので、1キロ20~30円の値上がりは重くのしかかります。
そしてそれ以上に値上がりしているのが油です。
サラダ油は2021年4月の時点で18リットルあたり3000円ほどでしたが、現在5000円を超えました。
ひろちゃん 澄川本店 中澤 純一 料理長:「本当は値上げしたいが、客の笑顔が見たいので」
店では毎年、半身揚げやザンギが大盛りのクリスマスオードブルを予約販売していますが、2021年は利益が少ないのを覚悟しているといいます。
札幌市民:「私は年金生活者だからうれしい。素晴らしい」
2021年は値上げの波が押し寄せている中で、クリスマスを迎えることになりました。
クリスマスの食卓に異変!イチゴも鶏肉も値段高騰…原因はコロナと原油高 "価格転嫁できない"店側も大変 (21/12/12 10:00)
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