鈴木北海道知事と秋元札幌市長は11月16日、新型コロナウイルスの感染対策として、札幌市での不要不急の外出自粛や札幌と地方との往来自粛を求めることで一致しました。
鈴木 直道 北海道知事:「札幌市は北海道における"警戒ステージ4"に相当する。不要不急の外出自粛、札幌市との往来について感染リスクを回避できない場合には自粛をしていただく」
鈴木知事と秋元札幌市長は新型コロナウイルス対策を議論するため、午前11時30分から緊急で会談しました。
会談では北海道内で3としている警戒ステージを、札幌市に限定して4相当に強化することで一致しました。
札幌では不要不急の外出自粛を求めるほか、北海道民には札幌との往来の自粛を求めることにしています。
北海道と札幌市はすでに11月27日までを「集中対策期間」として、ススキノの飲食店に営業時間の短縮などを求めています。
しかし、札幌では16日で8日続けて100人以上の感染を確認。効果を確認するまで待つ余裕はなく、さらなる対策が必要になりました。
秋元 克広 札幌市長:「ススキノでの営業時間短縮など強い対策をとっているが、連日この1週間札幌で100人超の感染が確認されている。このままでは市民に適切な医療が提供できなくなる恐れがある。さらに踏み込んだ対策が必要」
こうした対策について専門家の意見を聞いたうえで17日に決定することにしています。
さらに、鈴木知事は飲食業界を支援するための国の事業"Go To イート"についても踏み込みました。
鈴木知事:「Go To イートについて少し見直しするべきではないか。4人まで、時間は2時間を1つの目安。そういう扱いにしてくれということを(国に)言っていきたいと思う」
一方、"Go To トラベル"については「移動自体が感染を広げているわけではない」としたうえで、感染リスクを避けられない場合には利用を控えてほしいとしました。
北海道内では16日、治療を受けていた札幌市の年齢・性別非公表の1人と80代男性1人のあわせて2人が死亡しました。
新たに感染が確認されたのは札幌で124人、旭川市で6人など合わせて189人で、東京の180人を上回りました。
このうち札幌市豊平区の「北海道病院」では、20代から50代までの医師と看護師など5人が感染する集団感染・クラスターが発生。
さらに札幌ススキノの「ニュークラブ」でも、客と従業員のあわせて15人が感染しました。
接待を伴う飲食店、いわゆる"夜の街"関連では新たに1店舗6人増え、計140店舗508人と感染が拡大しています。
また、クラスターが発生している旭川市の吉田病院では新たに患者と看護師あわせて5人の感染が確認され、感染者は61人となりました。旭川市は北海道に対し軽症者向けの「宿泊療養施設」を設置するよう要請しました。
「このままでは適切な医療提供不可に」札幌"警戒ステージ4"へ…外出&往来自粛要請 189人感染北海道 (20/11/16 19:25)
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