三笠市で11月11日、道路が陥没し乗用車が転落した事故で12日、調査が始まり車が引き上げられました。専門家は大雨が陥没の引き金になったと考えています。
林 亮太 カメラマン「道路が陥没した現場では、重機による車の引き上げ作業が行われています」
三笠市の道道に空いた巨大な穴…
長さと幅は7メートル、深さ6メートルの穴に転落した乗用車は12日午後、引き上げられました。
この事故は11日午前3時ごろ、乗用車が転落し20代の女性が腰の骨を折るなど男女3人が重軽傷を負ったものです。
現場では地中の調査が始まり、埋設物や水道管の位置などの確認を行いました。
一方、付近の住民は以前から不安を抱いていました。
付近住民:「2年前まで車乗っていたけど、でこぼこしていて沈むような感じがあった。よく道路を直していた」
これは3年前、2018年の現場の画像です。
今回、事故があった場所には舗装をしたような跡が確認できます。
11日に会見を開いた北海道の説明でも…
北海道の担当者:「当該箇所で舗装した履歴は、7~8年前に確認している。何が原因かは今調査中。土砂の流出は確認されていない」
一体、当時現場で何が起きたのか? 専門家はある原因を指摘します。
道総研 エネルギー環境地質研究所 広瀬 亘さん:「直前の大雨というのがトリガー(引き金)になっていると思います。道路の下の地盤に染み込むことで、泥のような細かい粒子を移動させてしまったのだろう。道路の直下の部分が空洞になり、あまり土の詰まってない部分ができて、上のアスファルトの部分が崩落したのではないかと考えている」
11月10日、三笠市の隣、岩見沢市では降った24時間の雨量が90ミリで、11月の観測史上最大でした。
陥没の引き金になったとみています。
道総研 エネルギー環境地質研究所 広瀬 亘さん:「三笠市の方は山間ですので岩見沢市より降っている可能性がある。雨が降っている最中や直前に大雨が降った場合は、陥没や道路崩落の可能性も考え、十分気を付けて行動するのが良いかと思う」
現場では復旧作業が進められていますが、復旧のメドは立っていません。
道路陥没 3人重軽傷 「車乗っていて、沈むような感じがあった」付近住民が2年前に感じていた"不安" (21/11/12 19:00)
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