東京の京王線で10月31日、乗客が刺され火を付けられる事件が発生。もし、札幌市で不測の事態が起きた場合、私たちはどのように対応すればいいのでしょうか。また札幌市営地下鉄ではどう備えているのでしょうか?
京王線の事件について札幌市民は…。
街の人:「率直に怖い。普段よりは意識して目は周りに行くようになった」
街の人:「あり得ないことが、いきなり日常の中で起こるってすごく怖い」
街の人:「沿線でよく利用しているんですが、帰省でたまたま札幌市に帰ってきたのでびっくりした。何も出来ない、逃げるしかないなって」
街の人:「こういう事件起きた時に、どうやって対応するんだろうって」
札幌市では、2007年に地下鉄東豊線で、64歳男性が22歳の女性に近づき、いきなりわき腹と左肩を刺して大けがを負わせた事件がありました。
2016年にも同じく地下鉄東豊線で60歳の男が中学生に刃物を見せ、「殺すぞ」と脅す事件が起きています。
もし、同じような状況になった場合、私たちはどうすればいいのでしょうか。
札幌市交通局 高橋 英広さん:「こちらの非常通報ボタンで、係員に通報して頂きたい」
各車両に3か所ついている非常通報ボタンを押し、係員に状況を伝えます。
通報は司令を通じて運転士に伝えられ、安全に乗客を降ろすために次の駅まで走行することになっています。
この間に乗客が「絶対にやってはいけないこと」があります。
札幌市交通局 高橋 英広さん:「お客さまの独自判断で非常用ドアコックを操作してドアを開けるといった行動はやめていただきたい。開けてしまうと運転士は車内の方が外に出たと判断して電車を直ちに停車させます」
10月31日の京王線の事件では、乗客が非常用のドアコックを操作してしまい、列車が加速出来ず停車。結果、車両のドアと駅のホームドアの位置がずれてしまい、乗客の安全を確保するためドアを開けることができませんでした。
札幌市交通局 高橋 英広さん:「何らかの事由により、電車の扉が開かなかった場合、係員が非常用ドアコックを使用して、車外に脱出してくださいという案内する場合があります」
三上 侑希 記者:「ドアコックを使ってドアを開けた後、こちらの非常解除ボタンを押して、ホーム柵を開けて(ホームの方へ)出ることができます」
札幌市交通局 高橋 英広さん:「地下鉄は次の駅まで到着するのにおおむね1分から2分。その間にお客さま自身で安全な場所、隣の車両ですとか、またはその次の車両に移動していただいて、状況を通報ボタンで係員に教えて頂きたい」
札幌市交通局では犯罪や火災などの緊急事態に備え、1年に1回、警察や消防と合同で訓練を行っていて、今回の事件を受け、対策を強化するよう検討しているということです。
京王線の事件 札幌市で発生した場合「絶対にやってはいけないこと」…"非常用ドアコック"勝手に操作ダメ (21/11/02 19:30)
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