北海道内で「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」が発令されない状態となるのは2か月ぶり。
飲食店や観光地で営業再開に向けた準備が始まっています。
約2か月間に渡って休業してきたススキノの飲食店。
10月1日の解除でようやく営業を再開できそうです。
牡蠣処AZUMASI 湊 竜太 店主:「うれしいですよね、営業が再開できるというので、素直にうれしい。やっと営業できる」
心待ちにしてきた営業の再開。しかし、新たな制度「第三者認証」には疑問があります。
牡蠣処AZUMASI 湊 竜太 店主:「(緩和は)30分ですよね。その30分は本当に意味があるのかな。一番お酒が出る時間は午後9時とか10時なので、その時間まで営業できないのはやっぱり厳しい」
営業再開に期待が高まる一方、不安も募ります。
札幌のススキノで74年飲食店にお酒を卸してきた青柳酒店の店主・青柳正幸さんも、同じ気持ちで解除の日を迎えようとしています。
青柳酒店 青柳 正幸さん:「あしたから解禁になるので取引先に電話しますよね。そうしたら営業はやめる方向で考えているという人もいる」
「解禁ですぐに元には戻らない」。長い営業自粛要請は繁華街に想像以上のダメージを与えています。
同じく「外出自粛要請」で苦しんできた観光業界も動き始めました。
札幌観光バス 佐藤 圭祐 常務:「修学旅行の仕事がほとんどなくなったのがようやく戻ってくるかな。10月からは徐々に正常化するのかなという期待を持っています」
感染拡大の影響で、売り上げが例年の1割ほどまで落ち込んだ観光バス会社。
修学旅行も再開、延期していた大型バスの運転を体験できるツアーなども準備していて、バスもようやく動き出しそうです。
一方で、宣言解除を喜んでばかりはいられない事情も…。
旭山動物園 坂東 元 園長:「長い期間、本来なら人がいる環境なのに、動物はリズムで1年1年覚えていますから、ふいに何の気配もなくなるというのも、刺激のない時間になる」
休園していた旭川市の旭山動物園も営業を再開しますが、来園者が急に戻ることで、動物たちのストレスになる心配があるといいます。
動物たちにとっても「日常」が戻ることは大事なことです。
旭山動物園 坂東 元 園長:「機会があれば、旭山動物園まで足を伸ばしてもらえるとうれしい。それぞれの方の判断で行動してもらえればいい」
今後の生活をするうえでどんな注意点が必要なのか。北海道医療大学の塚本容子教授は、国立感染症研究所が示しているこれまでの集団感染事例をあげます。
●レストラン
発症者と約1メートルの距離で数時間マスク無しで会話し、3人は同じイベントに参加し感染
塚本教授は、「マスク着用が必要な事例」と指摘します。
●会食
母が発症者で子どもとスプーンの共有で感染が疑われる事例も
塚本教授は、「海外では大皿料理を大勢でつつくことで感染することが示されている。どんなに店が感染対策していても利用者側も注意が必要」と指摘します。
そのうえで、これまで人の流れが増えて感染者増えるのを繰り返してきたことをあげ、「今後はワクチン接種をした人が経済活動をする、接種できない人にはPCR検査を早く導入して、感染者が増えたとしても経済回せる仕組み作りをすることが準備期間に必要なこと」としています。
2か月ぶりの営業再開に入り混じる"期待と不安"…第三者認証には疑問の声も 専門家「飲食時の対策を」 (21/09/30 20:10)
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ