9月29日の北海道内での新型コロナウイルスの感染者は45人で、3日連続で50人を下回りました。
感染者数の減少傾向が続く中、9月30日をもって緊急事態宣言が解除されます。
鈴木知事は10月以降、北海道独自の対策を行う方針で、29日夜の対策本部会議で正式に決定します。
鈴木 知事:「札幌は重点地域として対策を徹底していく」
9月30日の期限をもって緊急事態宣言が解除されることを受けて、北海道は10月以降、独自の対策を行う方針です。
対策は、札幌市のみを重点地域として、飲食店に「営業は午後8時まで」、酒類の提供は午後7時30分までの「時短営業」を要請します。
感染対策の認証を受けた店は営業を午後9時まで、酒類の提供を午後8時まで認める方針です。
街の人:「働き終わって飲みに行くとしても、午後8時までなので行けない」
街の人:「コロナが終わったわけではないので、まだ安心できない」
要請の内容は29日夜の北海道の対策本部会議で正式に決定します。
新たに導入される「第三者認証」制度。札幌市の飲食店は…
職員:「失礼します。認証制度の確認させていただきますので、よろしくお願い致します」
9月18日に申請したこちらの居酒屋には9月28日、道と札幌市の職員が調査に入りました。
職員:「入口の消毒液はこちらでよろしいですね」
職員:「会計の際はトレーを使ってやりとりしていますか?」
職員が項目を読み上げ、答えること20分…
職員:「認定書になります」
てれ屋 斉藤 晃喜店主:「もういただけるんですか」
職員:「はい、本日この場でお渡しします」
簡単な調査に拍子抜けしつつも、無事に認証を受けることができました。
てれ屋 斉藤 晃喜 店主:「緊急事態になって全く酒が提供できなくなって、居酒屋としては致命傷。1時間でも(酒を)堂々と出せることはありがたい」
一方で、苦労した店も…
北海道産酒BAR かま田 鎌田 孝 店主:「今回の認証に関しては『新北海道スタイル』を継承しているということだったので、その延長でいいだろうと思っていたが、項目がすごく増えたのと、その項目をどうやるかという具体的な内容が少なかった」
札幌市内で2つの飲食店を経営する男性は、9月24日に調査を受けましたが、このうち1店舗は掲示物の不足で、認証を受けることができなかったといいます。
北海道産酒BAR かま田 鎌田 孝 店主:「わかりにくいですね。表示してと言っても何をどう表示すればいいのか、具体的な例が見当たらないので、独自に作ったりした」
満たしていなかった項目はすぐに改善しましたが、認証を受けるためにはもう一度調査を受ける必要があり、さらに3日かかりました。
北海道産酒BAR かま田 鎌田 孝 店主:「認証が店を開けるまでに間に合わない店もあると思う。(北海道が)もう少し早く認証を進めていれば順調に入っていけたのではないか」
北海道によりますと、約2100件の申請のうち認証は約630件と、わずか30%です。(28日現在)
10月1日から北海道独自の対策が始まる中、準備は間に合うのか、飲食店は対応に追われています。
北海道が10月から取り組む「秋の再拡大防止特別対策」の概要案です。
・対象:北海道内
・期間:10月1日~30日
・重点地域:札幌市は10月14日まで(感染者が増えた場合は延長)
【飲食店への対策】
・札幌以外:要請なし
・札幌市内:時短要請
酒類提供:午後7時30分まで(第三者認証の店は午後8時まで)
営業時間:午後8時まで(第三者認証の店は午後9時まで)
【北海道内の第三者認証とは】
・感染対策:19項目を確認(座席の距離やマスク着用など)
・申請:原則「電子申請」→ 現地確認
・認証
北海道:9月24日~ 約30%
東京都:4月~ 約74%
大阪府:6月~ 約75%
北海道は9月に始まったこともあり、認証が東京都や大阪府に比べて遅れています。
このほかにも北海道が示している対策は以下の通りです。
・外食:4人以内
・部活動:可能(札幌は厳選を)
・デパートや図書館:通常通り(札幌は入場整理)
・イベント:1万人以内
北海道科学大学の秋原志穂教授は、「第6波は来ると思っていい。前回の緊急事態解除のあと、1か月くらいで感染者が増えた。基本的な感染対策を続けなければすぐに感染者が増える可能性がある」として気を緩めないことの必要性を指摘しています。
緊急事態解除後にカギ握る"第三者認証" まだ30%…10月から「時短要請」札幌の飲食店から困惑の声も (21/09/29 19:50)
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