長引く新型コロナウイルスに、停滞する北方領土交渉。候補者たちは、北海道に関わる問題についてどう考えているのか。北海道の選出議員に聞きました。
事実上、次の首相を決めることになる、自民党の総裁選。
投開票を9月29日に控える中、3人の候補が競り合いを続け、決選投票となる公算が大きくなっています。
コロナ禍で疲弊する北海道経済。停滞する北方領土交渉。「新首相」について、候補者たちは北海道の将来をどう考えているのでしょうか。
【河野太郎氏を支持】
自民党 道7区選出 伊藤良孝 道連会長:「河野太郎さんに投票する予定。北方・沖縄担当大臣であると同時に、防衛相、外務相も経験していてほかの候補と比べると領土問題そして、国境線の問題、北方領土対策にはっきりとした考えを持っていると思う」
11人の北海道内選出の国会議員のうち、これまでに態度を明らかにしているのは9人。
河野氏と高市早苗氏に3票ずつ、岸田氏が2票で続きます。
北海道内の党員、約3万8000票は29日に開票される予定ですが、北海道連幹部は河野氏が有利とみています。
長引く新型コロナウイルスの影響で、疲弊する経済の立て直しに期待する声も多く、経済政策や、一次産業活性化に期待する議員もいます。
【高市早苗氏を支持】
自民党 道4区選出 中村裕之 衆院議員:「コロナ対策は届いている人と足りない人、届いていない人がいる。そういったところをカバーするのが一つ。非常に災害が多くなっているなかで、危機管理対策をしっかりやって国民を守る。そうした政策が北海道民にとってもいいと思う」
【岸田文雄氏を支持】
自民党 北海道比例区 渡辺孝一 衆院議員:「農業視察を兼ねて農家の方々からコロナの影響など現場の声を聞いていただく。今回の総裁選の公約の中に、コメなどを含め消費低迷で生産者の方々が大変困っていると発言してくれたことは大変ありがたい」
【岸田文雄氏を支持】
自民党 北海道比例区 鈴木貴子 衆院議員:「食糧自給率200%でもあり、北海道という地域ブランドが日本を支えている。世界における日本のブランド力にもつながっている。新しい経済活動を見直していく。格差の是正というのは、北海道にとってももちろん大きくプラスになると思う」
一方、解散総選挙の直前に注目を集める与党・自民党に、野党陣営は警戒を強めています。
立憲民主党 逢坂誠二 道連代表:「自民党の総裁選挙は大事だと思うが、入院できず自宅にいる人が10万人以上いる。まず国民の命と暮らしを守る。これを最優先にすべき。最優先課題はコロナ対策、念頭に置いてやってもらいたい」
日本共産党 畠山和也 前衆院議員:「次期総裁、首相が誰であろうとも自民党政治の枠の中では変わらない。国民に向き合う政治を実現することは絶対に必要。誰が総裁になろうとも、野党・日本共産党も堂々と政策論争を挑んでいきたい」
UHBの取材によると、自民党総裁選で河野氏の支持を明らかにしているのは、船橋利実議員(道1区)、伊東道連会長(道7区)、武部新議員(道12区)
岸田氏へは、渡辺氏(道比例区)、鈴木議員(道比例区)
高市氏へは、中村議員、和田義明議員(道5区)、堀井学議員(道9区)
野田聖子氏へは、岩本剛人参院議員が支持する見込み。
長谷川岳参院議員、高橋はるみ参院議員は態度を明らかにしていません。
総裁選の投開票は9月29日に行われ、同日夕方には新総裁が選出される見通しです。
北海道"議員票"の行方は… 難問山積! コロナ対策に北方領土交渉 北海道内も接戦か 自民党総裁選 (21/09/28 19:45)
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