神奈川県で8月31日、モデルナ社製の新型コロナウイルスのワクチンに黒い異物が混入しているのが見つかった問題で、同じ時期に同じ工場で作られたことを示すロット番号が同じワクチンが、札幌市内の複数の集団接種会場で約1万5000人に接種されていたことがわかりました。
札幌市でも「異物混入」の疑いがあるワクチンが使われていました。
札幌市によりますと、神奈川県で黒い異物が混入しているのが見つかったモデルナ製ワクチンと、同じロット番号のワクチンが札幌の会場でも使用されていたことが分かりました。
ワクチンのロット番号は「3005286」で、札幌市内では東区の「つどーむ会場」と、9か所の区民センターなどで8月21日~31日にかけて、約1万4700人に接種されました。
札幌市は「いずれの会場でも異物の混入はないことを確認して接種している」としていて、これまでに健康被害の報告はないということです。
健康被害などがあれば相談センターなどに連絡するよう呼びかけています。
神奈川県で見つかった異物混入の疑いのあるワクチンと同じロット番号「3005286」のものが使われていた集団接種会場は以下の通りです。
・つどーむ(東区):8月29日~31日
・白石区民センター(白石区):8月21日、22日、28日
札幌ホテルヤマチ(西区) :同上
・中央・北・東・厚別・豊平
清田・南・手稲の区民センター:8月21日、22日、28日、29日
約1万4700人が接種しました。
安全性はどうなのか、札幌市の見解です。
・異物混入がないことを確認し接種している
・国やメーカーが「有効性や安全性に問題ない」としている
北海道医療大学の塚本容子教授は、「目で確認できるほどの大きな異物は注射針の中には入らないので、体内に入ることはない」としています。
原因として塚本教授は「ふたのゴムに注射針を刺した時にゴムが欠けて混入しているとすれば、従事者がより注意して見ているので発見するケースが増えている可能性がある」とした上で、「何が起きているのか明らかにし知らせてほしい」としています。
札幌市は健康被害で心配がある人は、相談センターに連絡してほしいとしています。
【札幌市新型コロナウイルスワクチン接種お問い合わせセンター】
011-351-8646(午前9時~午後6時)
【北海道ワクチン接種相談センター】
0120-306-154(午前9時~午後5時30分)
「異物混入疑いワクチン」札幌市でも…"集団接種会場"約1万4700人に モデルナ社製 市内11か所で (21/09/01 19:55)
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