千葉県で新型コロナウイルスに感染した妊婦の搬送先が見つからず、自宅で出産した赤ちゃんが死亡した問題。
北海道内で感染した妊婦の受け入れ態勢はどうなっているのでしょうか?
8月17日、千葉県柏市で新型コロナウイルスに感染し、自宅療養中の30代の妊婦が入院先が見つからないまま、自宅で出産を余儀なくされました。その後、赤ちゃんは死亡。
千葉県によりますと、妊婦は9つの医療機関に受け入れを断られていたといいます。北海道内の受け入れ態勢はどうなっているのでしょうか?
北海道産婦人科医会 晴山 仁志 会長:「今回の第5波が来ることも想定して、コロナ陽性妊婦に対して適切に対応できる仕組みを作っている」
北海道札幌市では8月から医療機関と行政が連携し、妊婦の症状に応じて入院が必要かどうか判断する新たな態勢を整えました。
北海道産婦人科医会 晴山 仁志 会長:「発症して大体4日目から、6日目の時点で外来に来てもらって、異常があれば入院調整に入るという仕組みをとっている」
第2段落 記事本文 新型コロナウイルスに感染した妊婦は保健所の指示を受け、札幌市内4つの病院にある「トリアージ外来」と呼ばれる専門の外来を受診します。
ここで入院が必要かどうか判断され、重症の場合は大学病院へ、中等症から軽症は市内6つの総合病院へと入院調整が行われる仕組みです。
実際にトリアージ外来を担う病院では。
NTT東日本札幌病院 産婦人科 寺本 瑞絵 部長:「通常は救急外来で使っている、小さい部屋に患者に入ってもらう。入院基準を満たしているかどうかのチェックのほかに、赤ちゃんが元気かどうかや、新型コロナが羊水量に影響するというデータも出ているので、羊水量のチェックをしたりしている」
こちらの病院では、週に1回トリアージ外来を担当しています。
NTT東日本札幌病院 産婦人科 寺本 瑞絵 部長:「皆さんが心配されるのは、お腹の中の赤ちゃんが元気かどうか。外来ではエコー検査などをするのですが、そうすると皆さん一様に本当に安心しています」
新たな態勢を整えましたが、感染が拡大している現状に懸念もあるといいます。
NTT東日本札幌病院 産婦人科 寺本 瑞絵 部長:「トリアージ外来は現在4施設で行っているが、その数字も実際適切なのかなとも思う。ただ、急を要する妊婦の搬送先がないという事態が起こらないよう、十分に態勢は整えている。札幌市の妊婦には安心してもらいたいと思っている」
コロナ感染の“妊婦” 千葉県では搬送先なく赤ちゃん死亡… 北海道内の受け入れ態勢は? (21/08/25 21:00)
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