4日連続の300人超えです。北海道内では8月10日、新型コロナウイルスの患者1人が死亡し、新たに347人の感染が確認されました。
鈴木知事は、感染拡大に歯止めがかかっていないとして、最大限の警戒を呼びかけました。
鈴木知事:「全道の新規感染者数が300人を超える日が続いている。今週からお盆の時期に入る。感染リスクが最も高まることに最大限の警戒をしていかなければならない」
北海道は8月10日の対策本部会議で、30代以下の若い世代を中心に感染が拡大しているとしました。
特に部活動での集団感染が増えているとして教育現場での感染対策を徹底するとしました。
秋元 札幌市長:「道外から来る客も2020年10月並みの数に戻っている。非常に人の流れが多くなってきている。今後10日から2週間、それぞれ人の行動が感染者数に表れていく」
秋元札幌市長は、今週末(8月14日ごろ)からのお盆休みで人の流れが増え、感染拡大に懸念を示しました。それに伴い、各区役所の感染症対策室を再開するなど、保健所の体制を強化したことを明らかにしました。
北海道内では8月10日、新型コロナウイルスの患者1人が死亡し、新たに札幌市で252人、石狩地方で28人など計347人の感染が確認されました。
このうち北海道外に居住する人の感染確認は、これまでで最も多い26人で、来道者の感染が目立っています。
新たな感染者数が300人を超えるのは4日連続で、デルタ株に感染した疑いのある患者も新たに73人確認され、感染拡大の一因となっています。
7月からの感染者数の推移をグラフで見ても、感染拡大が続いているのがわかります。この影響で10万人あたりの新規感染者数は、札幌市では79.5人と、緊急事態宣言の基準の「25人」をはるかに超えています。
北海道全体でも40人超と上回っていますが、札幌市以外での数字を見てみると22.1人と基準に迫ってきています。
とよひら公園内科クリニックの藤本晶子院長は、「8月5日にした発熱外来でも7人の熱発の患者がいて、うち4人が陽性でした。当クリニックでは、連休明けに2人の陽性が判明して以来なので、体感としては、札幌市で増えていると言われて、クリニックで増え始めたのが4月中旬だったので、これから拡大するのかなと心配しています。年齢でも20~30代が4分の3。ワクチン接種が済んでいない年代です。デルタ株も4分の3いました」と、札幌市で若年層の感染者が増えていること、デルタ株への置き換わりが進んでいることを指摘しています。
鈴木知事は「新規感染者が連日300人を超えている。感染拡大に歯止めがきかない。8月14日ごろからお盆時期になるが、都道府県をまたぐ往来を控えて」と北海道民に呼びかけました。
感染対策の要となるのがワクチン接種ですが、札幌市の集団接種スケジュールを見ると、50~59歳の集団接種の予約が8月11日から始まり、同25日からは40~49歳の予約が始まります。また12歳以上~15歳以下には20日に接種券が送付されます。
ただ30~39歳は9月上旬、29歳以下は9月下旬と少し先となります。
ワクチンの接種について藤本院長は、「クリニックで陽性が判明した人たちを見ると、年齢を分けて接種する意味があるのかな、と思うところはあります。一斉に受けられるようにした方が良いのではないかと思います。ファイザー製のワクチンもかかりつけ医院などに出回ってきているようですので、クリニックなどで接種が受られる機会も増えると思います。接種券は届ている状況ですので、年齢で区切る意味は今はあまりないような気がします。個人病院などでは、基礎疾患の有無も含めて優先順位を病院で決めることができるので、かかりつけの医院などに聞いてみるというのも一手ではないか」と話しています。
北海道 347人感染 「年齢で区切る意味ない」若年層ワクチン接種は先…"かかりつけ医"に相談も有効 (21/08/10 20:15)
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