北海道の鈴木直道知事は8月2日、実施が迫った東京五輪のマラソンと競歩の観戦自粛を改めて訴えるとともに、「まん延防止等重点措置」の適用開始で、北海道への移動、札幌市内での外出自粛など、感染拡大防止への協力を求めました。
以下は知事のインタビューの要旨。
●北海道外からの来道自粛を
8月2日から31日まで蔓延防止等重点措置ということで北海道が対象になった。北海道外の皆さんには旅行、帰省で北海道に来道を検討している方は控えていただくことが特措法上に基づくお願いになったので、守っていただきたい。
●札幌市の外出自粛・移動自粛を
北海道内には「まんえん防止等重点措置」が適用された。札幌市で感染者数が7割、またデルタの確認も7割となっている。重点措置区域となっているので、札幌市内に滞在している方々は外出を控えていただきたい。
またそれ以外の市町村は札幌への移動を控えていただきたい。大変厳しい措置が求められていることをご理解いただいた上で、東京五輪は家で家族とテレビでアスリートを応援していただきたい。
札幌市では8月5~6日に競歩、7~8日にマラソンが行われます。実施に向け準備が進む中、沿道での「観戦自粛」が求められていることへ理解を求めました。
●マラソン・競歩の観戦自粛を
沿道で「私だけいいのではないか」、「屋外競技だから大丈夫じゃないか」という人が、100人、1000人、1万人いるとみなさん集まってしまう。
どうしても選手が頑張る姿をみながら「頑張れ」と応援したい気持ちになって大きい声でエールを送ってしまったり、少し盛り上がった気持ちで「みんなでお食事でも一緒にしませんか」となったり、また気持ちも高ぶる中で距離をとること、マスクを着用することがなかなか徹底されない中で感染が連鎖をするリスクが高くなることがある。
今回は沿道での感染が事実上難しい。侵入ができない「立ち入り禁止エリア」や「重点対策エリア」が設けられているので、観戦を考えている人がいたらそれは難しいということもまず知っていただく必要がある。
●国内最大の波を乗り越えるために協力を
元々、屋内競技に比べて屋外競技は人数制限がそもそも難しいと言われてきた。実際に、他の屋外競技でも残念ながら多くの方が沿道で観戦している姿をテレビでも確認できた。
いま国内最大の感染の波になっている状況で、北海道は「まんえん防止等重点措置」が適用されている。最大の危機になるかもしれないこの状況をみんなで乗り越えようという状況下で五輪が開催される。
この状況をしっかりお話しすることで私は道民の皆さんの理解はいただけるのではないかと思っている。ただ、北海道外の方へもしっかり呼びかけていかないといけない。帰省や旅行などを今は控えていただきたいという状況の中で、適切にご判断いただきたい。
「私だけいいのでは?はリスク」立ち入り禁止エリアも…マラソン・競歩"観戦自粛"知事訴え 来道も控えて (21/08/02 20:00)
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