新型コロナウイルスの新たな感染に歯止めがかかりません。
138人と7月最多となった札幌市の秋元市長は、国の動きに危機感をあらわにしました。
秋元市長:「まん延防止等重点措置を早期にお願いしている状況。専門家の分科会にかけられた状況がみられない、非常に残念」
札幌市の秋元市長は7月28日の会見で、感染の再拡大が続く中、北海道が要請しているまん延防止等重点措置の札幌市への適用について、感染の実態と国の動きに開きがあると危機感を示しました。
また、国が7月末までとする高齢者のワクチン接種はファイザー製の供給不足で8月以降にずれこみ達成できないとしました。
一方、北海道内では7月28日、新たに札幌の138人を含む計226人の感染が確認され、7月に入りいずれも最多となりました。
札幌市も感染者数は多いですが、石狩地方12人、胆振地方で13人、オホーツク地方8人など地方へも拡大していいます。
7月に入ってから、いわゆる緊急事態宣言の基準、一週間あたりの人口10万人あたりの「25人」という数字を、札幌市は「32.32人」と超えています(7月28日現在)。
北海道科学大学の秋原志穂教授は「北海道知事は、7月20日にまん延防止等重点措置を要請しましたが、国から「その時期ではない」と言われました。しかし、結果的にどんどん増えていますので、札幌市はすでに緊急事態宣言のレベルだと思っています」と現状を分析しています。
スタジオ解説で用いた静止画の「青い折れ線グラフ」は、「デルタ株疑い」の患者数を示しています。7月上旬は数件でしたが、その後拡大していき、7月28日現在で計454人となっています。デルタ株への「置き換わり」が進んでいることがわかります。
秋原教授は「(五輪の影響で)人出も増えていますし、気分的にはお祭りみたいな感じになってしまって緩んでしまうところはあると思います。しかし、五輪だからといって気持ちを緩めずに、従来の感染対策をしてもらい、五輪観戦は外ではなく、必ずテレビ等自宅で観戦していただければ」と注意を促しています。
暑い日が北海道では続き、マスクを外したくなる状況が続いていますが、「マスクは"最後の砦"と考えていただき、ワクチン接種が広まるまでは、マスクをしっかりしてもらいたいと思います」と話しています。
7月最多 札幌市138人感染 市長「感染実態と国の動きに開き」危機感 専門家「五輪でも気緩めず」 (21/07/28 20:20)
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