3分の1は、インド型変異ウイルス(デルタ株)に感染した疑いがあります。
北海道内では7月22日、札幌市を中心に新たな感染確認が増加し、3日連続の3ケタとなる140人が確認されました。
このうち、デルタ株に感染した疑いは49人確認されたということで、北海道内でも拡大しています。札幌では39人です。
7月22日、北海道内でデルタ株に感染した疑いがある患者は、これまで最多の49人確認されました。
感染力が強いデルタ株。
北海道内の広い範囲に感染が拡大しています。
北海道内では7月22日、新型コロナウイルスの患者1人が死亡し、新たに札幌で96人、オホーツク地方で19人など計140人の感染が確認されました。
札幌市では、新たな感染者が40日ぶりに90人を超え、直近1週間の10万人あたりの新規感染者数は27.1人と、国の「緊急事態宣言」のレベルを超えています。
気になるデータがあります。国立感染症研究所によると、デルタ株への「置き換わり」が北海道では7月21日までに88%、約9割になっているということです。
同研究所では、気象などさまざまなものから推定して出したということです。
この割合が他都府県と比べてどうなっているかといいますと、北海道で約9割に対して、東京と沖縄県で約6割、大阪で約2割となっています。
北海道は、大都市や緊急事態宣言中にある沖縄県を抜いて、突出した数字になっています。
この研究について、北海道医療大学の塚本容子教授は「札幌市のデータでは40%程度ということですが、北海道は7月上旬は感染者数が少なかったなかで、デルタ株が検出されたので、拡大してそのままデルタ株に置き換わってしまうということはあるのだと思います」と分析しています。
一方、同研究所では「連休明けの北海道内の感染者シミュレーション」というデータも出しています。
一週間平均のグラフで、7月上旬には5~60人程度の感染者だったのが、7月19日は80人を超えてきて、連休が始まりましたが、このままで行くと100人を超えて、北海道全体の数を押し上げていき、「まん延防止措置」の人口10万人あたりの15人という数字を連休中には超えてくるのではないかとみています。
連休明けには150人に迫るのではないかとみてます。
塚本教授は「年代別のグラフを見てみると、現状では重症化しやすい60代以上が少ない。7月19日までいうと多いのは30代以下、40~50代。デルタ株は重症化しやすい」
「デルタ株は、従来の株より呼吸器から約1000倍のウイルスが存在する。PCR検査の段階で1000倍のウイルスが存在しているのが研究からわかってきました。そうなってくると、無症状の人が少なくなってくる、若い世代でもある程度、酸素が必要な中等症の人が増えてくる…となると入院が必要で、医療のひっ迫が起こりうると思います。ベッド数を増やす努力はしているようですが、感染が拡大すると心配な点です」
これから夏の対策としては「熱中症対策もしっかりと。周りに人がいないときはマスクを外すなど。また、大きい血管、例えば首の辺りを冷やすと、体温が下がってくると思います。また、コロナと熱中症の症状がとても似ています。またデルタ株は味覚嗅覚障害という特徴的な症状が少ないとも言われていますので、早めのPCR検査をおすすめします」と話しています。
北海道140人感染 1人死亡…うち49人「デルタ株」感染の疑い 緊急事態宣言解除後の最多更新 (21/07/22 19:50)
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