連日猛暑に見舞われている北海道で水の事故が相次いでいます。
「密」にならないということで人気のビーチですが、危険が潜んでいます。
厳しい暑さは7月20日もー。
十勝の芽室町で35℃を、記録するなど北海道内は5日連続で猛暑日になりました。
しかし、新型コロナ対策として札幌市内の多くの水遊び場は中止に。市民の憩いのスポット、「ていねプール」も営業中止となっています。
そうした中、少しでも涼しくなろうと水辺を求める人たちがいました。
大通公園では親子連れの姿がみられたほか、豊平川では学校帰りの高校生が水遊びを楽しんでいました。
高校生:「めっちゃ暑いです。めちゃくちゃ気持ちいいです」
こちらは小樽市の銭函海水浴場。連日の暑さと"密"を避けたいと多くの人が訪れています。
高校生:「海なら広いので、あまり密にならないかなと」
注意しなくてはいけないのが水の事故です。7月18日、北海道内の海では5件の水難事故が発生。函館市の漁港では男子高校生が死亡しました。
そのほか、後志の余市町で5歳の男の子が沖に流されたほか、寿都町でも母親と9歳の娘が流されて救助されました。
いずれも浮き輪を使っていました。
ライフセーバーとして15年間活動している国見将之さん。浮き輪などを使う際には風向きに注意するよう呼びかけます。
日本ライフセービング協会 国見 将之さん:「海の方に吹く風によって浮き具であるとかに捕まっていると、とたんに流される可能性が高まりますので使って欲しくない」
これは浮き具を使った実験映像。子どもを乗せた浮き具が風で沖へ流されると…大人が助けようとしてもなかなか追いくことができません。沖に向かう風の時は大人が寄り添うことが大切です。
さらに波が原因で沖に流されてしまうケースも…
日本ライフセービング協会 北海道支部 国見 将之さん:「波が来る場合、必ず離岸流という沖に流れる流れが発生しているので、離岸流にのってしまうと簡単に沖に流れてしまう」
離岸流とは海岸へ打ち寄せた波が沖に戻る時に発生する、強い流れです。流れの速さは秒速2メートル、水泳選手ですら逆らっては泳ぐことは難しいとされます。巻き込まれてしまったら…
日本ライフセービング協会 国見 将之さん:「岸と平行に泳いで離岸流を抜けるというのを覚えておいて頂ければなと」
猛暑のなか行きたくなる海。注意点を理解して、楽しむことが大切です。
連日猛暑続く北海道 "密"避け海へ…水の事故防ぐには コロナ禍で未開設の海水浴場も (21/07/20 20:57)
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