7月16日も新たに72人。道内でも着実に感染が再拡大しています。
道内でも感染拡大が続く中、鈴木知事は7月16日、夏休みとお盆の活動期を前に東京の羽田空港で、来道者に感染防止対策の徹底を呼びかけました。
東京の羽田空港にオープンしたどさんこプラザに現れた鈴木知事。
鈴木知事:「PCR検査が無料で始まりましたので、よろしくお願いします」
マスクや北海道土産を配り、夏休みやお盆の旅行や帰省などで、北海道を訪れる際に、感染拡大防止対策を徹底するようアピールしました。
北海道内では2020年、夏休みや大型連休後に感染が急拡大するケースが目立ちました。
さらに鈴木知事は、北海道や沖縄に向かう便の搭乗者向けの無料PCR検査場を視察し、航空会社にも周知への協力を要請しました。
鈴木知事:「北海道を目的地として移動する方は(検査を)無料で予約して受けられる。積極的に受けていただき、行動を慎重にしてほしい」
北海道内では7月16日、新型コロナウイルスの患者1人の死亡が確認されました。
新たに感染が確認されたのは札幌市の55人を含む72人で、次第に100人台に近づいています。
感染が再拡大するなか、札幌市は7月16日から16歳以上64歳以下の市民約109万人に対し、接種券の送付を開始しました。
札幌市保健福祉局 玉井 和史 調整担当課長:「手元に届いても待ってほしい。医療機関に問い合わせするのも避けてもらいたい」
札幌市では、ワクチンの供給不足を受け、高齢者と基礎疾患のある人の接種を優先していて、予約は8月以降、年齢順に段階的に受け付けるとしています。
新千歳空港駅での人の流れは、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置期間に入った時と比べ増えています。
北海道医療大学の塚本容子教授は、「札幌駅周辺でもスーツケースを引く人の姿が増えていて、他の観光地でも増えていると聞く。人の往来でウイルスが運ばれて感染が広がるので、少しでも空港でのPCR検査でスクリーニングをしてほしい」としています。
札幌市ではワクチン接種券の送付が64歳以下にも始まりましたが、現在予約ができるのは65歳以上の高齢者と18~64歳の基礎疾患のある人です。
このほかの人が接種を受けることができるのは、現時点で塚本教授は3つをあげます。
・ワクチンロスゼロセンターでのキャンセル待ち
・東京と大阪の自衛隊の大規模接種センター(接種券は必要)
・会社や大学での職域接種
手段はありますが、簡単ではない部分もあります。では、いつごろになりそうなのか。現状の高齢者接種の状況をもとに11月末までに終える想定でシミュレーションしてみました。
8~9月中旬 :60~64歳(約12万人)
8月中旬~9月 :50~59歳(約27万人)
9~10月中旬 :40~49歳(約29万人)
9月中旬~10月:30~39歳(約23万人)
10~11月中旬 :16~29歳(約26万人)
ワクチンの供給状況にもより変動しますが、おおよそ2週間おきに年代ごとで進んでいき、16歳~29歳は11月に入る人も出る見通しです。
塚本教授は、「接種が進んでいる高齢者施設や医療機関で大きなクラスターが出ていない。感染・発症・重症化予防になっていることを考えると、早くワクチンが来てほしい」と話しています。
「デルタ株」最多29人 "水際対策"強化…新千歳空港は人の流れ増加 札幌市民のワクチン11月完了へ (21/07/16 19:55)
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