北海道函館市の湯の川温泉では、旅館やホテルの従業員へのワクチン接種が始まりました。夏の書入れ時を前に、ワクチンが大きな武器になると期待を寄せています。
巣ごもり生活から温泉で身も心もゆったりと…
6月30日、函館市内のホテルの宴会場で行われたのはワクチン接種です。湯の川温泉では、旅館協同組合が主体となり職域接種を開始。
接種を受けた人:「働くわれわれも安心して働ける。来る客にも安心して過ごせてもらえる」「(ワクチンを)打っていることが対策をしている強みになる。(客を)万全の態勢で迎えられる」
30日は温泉街の旅館やホテルで働く約200人が1回目を接種。8月までに、従業員の家族を含め約1000人が2回目の接種を終える予定です。
函館湯の川温泉旅館協同組合 金道 太朗 理事長:「1年6ヵ月間まともな商売ができなかった。(ワクチン接種は)大きな武器になると思う」
一方、国の職域接種を巡っては企業などから多くの申請があり、ワクチンの供給不足が懸念され、6月25日から新たな申請が停止しています。こうした影響は市町村の接種にも及んでいます。
北海道小樽市は6月29日から60歳以上の接種の新規予約を一時停止しました。
国から北海道を通じて「ワクチンを要望通りに供給できない可能性が高い」と連絡があり、今後の見通しが立たなくなったということです。
こうした中、7月1日から稼働するのが北海道札幌市のワクチンロスゼロセンター。
突然のキャンセルでワクチンが余った医療機関と、接種を希望する16歳以上の市民をマッチング。その日のうちに接種し、ワクチンの廃棄ロスを防ぐのが狙いです。
余剰ワクチンの状況は午後3時以降にホームページやSNSなどで発表。希望者はこれを見て電話で予約し、午後4時30分以降にマッチングした医療機関に行くと接種を受けることができます。接種券がなくても受けることが可能です。
人気観光地・函館市「湯の川温泉」ホテル従業員らが職域接種…札幌では"ワクチンロスゼロセンター"稼働 (21/06/30 20:50)
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