札幌市が謝罪会見を開きました。市は新型コロナウイルスに感染し、自宅待機中に死亡した患者の健康観察が適切に実施されていなかったことを明らかにしました。
札幌市保健福祉局 粟崎 寿也 健康安全担当局長:「自宅待機中の人に対する健康観察が数日間実施されていないことが判明しました。1回目の健康観察を開始した日の夕方に容体が悪化し亡くなりました」
札幌市はこれまでに公表した自宅待機中に死亡した患者のうち、1人に陽性の告知後に行う健康観察を6日間行っていませんでした。
5月中旬以降、患者の同居する家族からの指摘で発覚し、市はその日に健康観察を行い引き続き自宅待機と判定しましたが、夕方に容体が悪化し患者は死亡しました。
札幌市保健福祉局 山口 亮 感染症担当部長:「健康観察していたつもりが家族からは健康観察が始まっていないと。健康観察のリストから漏れていたことについてわかった」
市は患者情報の引継ぎが漏れていたとして、あらためて調査しところ、他にも、2人の患者の健康観察が行われていませんでした。
市は再発防止を徹底するとしています。
また、市はこれらの患者とは別に、新たに自宅待機中の70代女性が死亡したと公表しました。
鈴木知事:「沖縄につぐ2番目の人口あたりの感染者数。医療の非常事態は続いている」
一方、鈴木知事は会見で感染の減少を確かなものにするため、引き続き"人流"の抑制に向け協力を呼びかけました。
さらに重症化リスクが高いといわれるインド由来の変異ウイルス(デルタ)について、6月4日から道立衛生研究所で検査を開始し、来週からは道立保健所でも検査ができるよう準備を進めるとしました。
道内では6月4日、新型コロナウイルスの患者7人の死亡と新たに札幌で112人、石狩地方で20人などあわせて202人の感染が確認されました。
感染が減少傾向の道内ですが、日常を取り戻すための我慢はまだ続きます。
「患者情報が引継ぎから漏れていた…」自宅待機中に死亡 "健康観察" 適切に実施されず…札幌市が謝罪 (21/06/04 19:30)
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