北海道内では新型コロナウイルスの新規感染者が過去2番目の681人確認されました。依然として感染拡大が続く中、鈴木知事は緊急事態宣言後初の週末を前に、「外出自粛の徹底」を呼びかけました。
鈴木 直道 北海道知事:「人口あたりの感染者数が全国で最多となるなど、極めて厳しい状況が続いている。この週末で人流を抑えることができるかどうか、これが極めて重要」
鈴木知事は5月20日の対策本部会議で、北海道内の10万人あたりの新規感染者数が「73人」と、過去最多を更新するなど、感染者数の高止まりが続いているとして、緊急事態宣言後初の週末は、より一層人の流れを抑制するため、徹底した外出自粛を呼びかけました。
また北海道は、休業や時短要請に応じた飲食店などの事業者への支援金を6月上旬から受け付け、売上高に応じて支給するとしました。
札幌市などの「特定措置区域」では、中小企業で最大10万円、大企業で最大20万円。
その他の「措置区域」では、中小企業で最大7万5000円、大企業で最大20万円としました。
北海道内では20日、新型コロナウイルスの患者9人が死亡し、新たに札幌市で394人、石狩地方で104人などあわせて681人の感染を確認し、19日に続き過去2番目を更新しました。
札幌市では南区川沿のコロナ患者用の宿泊療養施設「アパホテル&リゾート札幌」で療養者の誘導や弁当の搬入を行う運営従事者あわせて10人の感染が確認され、クラスターと認定されました。
5月に入ってからの北海道内の新規感染者数は、13日に過去最多712人が確認されて以降一時減少傾向がみられましたが、再び18日以降増加。20日は過去2番目の681人が確認されました。
北海道医療大学の塚本容子教授は、「まだ減少傾向とは言えない。医療機関でのクラスターが増えていることもあり、感染者数を押し上げてしまう。まだまだ安心できない」としています。
北海道内の死者数と重症者数も増加しています。
死者数は第3波だった2020年12月9日に最多16人を確認していて、2021年5月19日に12人。札幌は最多11人となりました。
重症者数は2020年12月16日「37人」がピークでしたが、2021年5月19日には最多「43人」となり、医療のひっ迫が続いています。
北海道医療大学の塚本容子教授は、「一番大きい理由は変異ウイルス」としたうえで、「重症者、死者は感染が増えたあとに増えてくるため、医療のひっ迫は続く。ワクチン接種が始まる中で、うまく進むのか」と懸念を示しています。
「この週末で人流抑える」過去2番目681人感染北海道…知事"外出自粛"訴え 重症者増で医療ひっ迫続く (21/05/20 20:05)
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