国は5月7日夕方、札幌市を対象に「まん延防止等重点措置」の適用を決めました。期間は5月9日から31日までです。
菅首相:「まん延防止等重点措置の対象地域に北海道、岐阜県、三重県を追加し、5月31日まで延長する。大型連休が終わり今後の通常の時期にあわせて高い効果が見込まれる措置を徹底する」
「まん延防止等重点措置」の期限は5月31日までで、札幌市は現在の対策に加えて地下鉄や市電の終電繰り上げや、市立学校の修学旅行などの当面見合わせを検討しています。
北海道内では7日、新たに札幌で154人などあわせて248人の新型コロナウイルスの感染が確認されました。200人を超えるのは5月に入って4度目です。
変異ウイルスの感染も拡大しています。小樽市や胆振地方などで25人がイギリス型の「変異ウイルスに感染」していたことが確認されたほか、札幌で46人、函館で23人など92人に「感染の疑い」があることがわかりました。
"医療非常事態宣言"中の札幌では、「認可保育施設」と「食品関連会社」、「高齢者施設」の3か所でクラスターが発生しています。
7日までの直近1週間における10万人あたりの新規感染者数は「61.3人」。重症患者は22人で、4月12日以来25日ぶりに20人を超え、使用可能な重症患者用の病床は満床となっています。
またコロナ専用病床は、すぐに対応できる400床のうち約9割の352床が埋まるなど医療提供体制の厳しい状況が続いています。
まん延防止等重点措置の適用で、札幌市は新たな対策を検討しています。
【札幌の公共交通機関で検討中の対策】5月10日以降か
地下鉄 市電
平日: 終電約30分前倒し 終電約20分前倒し
土日・祝日:午前9時以降 1時間1本減便
札幌の飲食店への時短要請は、"まん延防止等重点措置の適用で「命令」が可能になります。
・営業時間:午後8時まで(宅配・テークアウト除外)
・酒類提供:原則禁止(店内持ち込み含む)
現状は午後7時まで → 北海道は禁止する方向で調整進める
命令に違反した場合は20万円以下の過料
北海道医療大学の石角鈴華講師は、感染拡大を防ぐために一時的に人の流れを止めることが重要としたうえで、「中長期的な対策として、ワクチン接種やPCR検査の拡充が進んでいない」ことを指摘。これらを強化し「インド株が入ってきて、これが広まると今の比ではない。強い危機感をもって水際対策が必要」としています。
"まん延防止措置"決定…札幌の重症者病床は満床 「終電繰り上げ」「時短」対策強化へ (21/05/07 19:45)
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