マスク、リモート演説に消毒…。そして握手の自粛…これまでと全く違う選挙戦となった今回の選挙。
有権者の心をつかむため独自の選挙スタイルを徹底してきた鈴木宗男参議院議員。
鈴木 宗男 参議院議員:「選挙というのは対話なんです。直接の訴えなんです。なんかこれ選挙活動になっていないという思いが交錯しますね
北海道内で変異ウイルスが拡大する中で行われた国政選挙。
北海道医療大学 塚本 容子 教授:「候補者が街頭演説とか主張を伝えていくありかたが、コロナ禍で劇的に変わってきたと思います」
総選挙の試金石となる選挙の舞台裏を追いました。
「バンザーイ」
松木さんの当選で幕を閉じた12日間の選挙期間。
各候補はリモート演説や集会で密を避けるなどの対策を取っていました。
しかし札幌では新型コロナウイルスの感染拡大が日に日に深刻化しました。
選挙戦の折り返しとなる17日には外出・往来自粛が延長され、選挙戦最終日の24日には大型連休の人の流れを抑えるさらに強い自粛が要請されました。
幾多の選挙を乗り越えてきた鈴木宗男参議院議員も戸惑いを隠せません。
鈴木 宗男 参院議員:「選挙はある種のお祭り。活力とか元気さを見せないといけない。握手したい、知っている人ならハグしたい気持ちですけど、それが今回できないジレンマを感じますね」
これまでの選挙では有権者との握手の数で投票数が変わるとまでいわれていました。しかし…
北海道医療大学 塚本 容子 教授:「握手がコロナ禍で難しい中でどう主張を伝えていくのかが課題になった」
北海道医療大学の塚本容子教授です。
専門である感染症対策の観点から、今回の選挙は候補者自身の感染対策が有権者にどう映ったかが問われたといいます。
さらに…
北海道医療大学 塚本 容子 教授:「具体策がなかったと思います。PCRの拡充やベッドを確保するというんですけど、そんな簡単にいかないんです」
各候補者が訴えたコロナ対策には 具体策が欠けていたと指摘します。
北海道医療大学 塚本 容子 教授:「候補がPCRを増やすというのは簡単ですが、1年経っても増えて来ない現状についてどうアクションをとるかを主張してほしい。なぜ日本の検査数が少ないのか、総選挙に向けて争点にするべき」
また、投票所では消毒を徹底するなどの感染対策を取っていたものの、有権者からは…
有権者:「外に出歩かない方がいいのと、集まりたくない」
秋までに行われる総選挙では候補者自身の感染対策と合わせて、コロナ対策の具体性が鍵になりそうです。
コロナ禍…"感染対策&選挙運動"両立で苦悩 感染対策の「本気度」が総選挙の争点に (21/04/26 21:30)
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