札幌の新規感染者は2月以降最多の99人。北海道内で感染拡大が続く中、北海道と札幌市はゴールデンウイーク期間を中心に飲食店の時短営業など「強い措置」を実施し、感染の抑え込みを図る方針を固めました。
秋元 克広 札幌市長:「人と人の接触機会を極力減らしていく措置を改めて協議したい」
鈴木 直道 北海道知事:「札幌の感染拡大を総力を上げて抑え込んでいく」
鈴木知事と秋元札幌市長が4月21日午前会談し、札幌市全域の飲食店への時短要請など、これまでより強い要請に踏み切ることで一致しました。
秋元 克広 札幌市長:「ここで感染拡大を止めていかなければ急激な拡大にもつながりかねない。一段高い措置をお願いせざるを得ないと判断している」
鈴木 直道 北海道知事:「徹底した不要不急の外出自粛をはじめ、飲食店への営業時間短縮などを含めパッケージとしてより強い措置を講じるべき」
ゴールデンウィーク中は札幌を中心に、公共施設の利用制限など「人と人との接触を極力減らす」対策を検討していて、近く対策本部会議で決定します。
「より強い要請」で懸念されるのが、経済活動への影響です。北海道と札幌市は経済界とオンラインで懇談会を開き、感染対策徹底への協力を要請しました。
北海道内では21日、新型コロナウイルスの患者7人が死亡したほか、札幌の99人を含む124人の感染が確認されました。
また、北海道内で27人が「変異ウイルスに感染」していたことが確認されたほか、「感染した疑い」がある患者も新たに45人確認されていて、変異ウイルスの感染拡大が続いています。
【GWに向けて北海道と札幌市が調整している主な内容】
・札幌の飲食店に午後9時までの時短要請
・公共施設の利用制限
・学校の部活動の制限など
札幌の一週間ごとの新規感染者数も増加傾向です。
・3月29日~4月 4日:262人
・4月 5日~4月11日:374人
・4月12日~4月18日:464人
(・4月19日~4月21日:252人)
札幌は医療提供体制も厳しい状況になってきています。入院患者用の病床数440床中、7割の308床が20日時点で埋まっています。
人口10万人あたりの新規感染者数の1週間平均も増加しています。4月21日時点での状況です。
●札幌市:28.9人
まん延防止等重点措置を北海道に要請する目安「25人」を上回り、これは北海道独自の警戒ステージ「5」に達しています。
●北海道:13.5人
まん延防止等重点措置を国に要請する目安「15人」には達していないものの、連日近づいています。
北海道は近く対策本部会議を開き、方針を決定します。
「ここで止めなければ」GW飲食店"時短要請"含め抑え込みへ…"まん延防止"目安超札幌 (21/04/21 19:05)
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