変異株がさらに拡大しています。北海道内では4月14日、札幌を中心に新たに「変異株の感染」が確認された患者が40人、「感染の疑い」のある患者は32人確認されました。
感染拡大が続く中、北海道は札幌の外出と往来の自粛要請を約1か月間延長する方針を固めました。
札幌市民:「休みも全然どこにも行けない現状、仕方がない」
札幌市民:「経済を考えると大変かなと思うけど、緊急事態宣言が出ないで収まってるからいいのかな」
新型コロナウイルスの再拡大を防ぐため、北海道は札幌市を対象に4月16日までとしていた不要不急の外出や札幌市外との往来自粛の要請を「大型連休中も続ける必要がある」と判断。
連休中の旅行や花見などの自粛を求めて、5月14日まで約1か月間延長する方針を固めました。専門家の意見を踏まえ、15日の対策本部会議で正式決定します。
北海道内では14日、新たに77人の感染を確認。「変異ウイルスの感染」は40人、「感染疑い」の患者は札幌の30人を含む32人で高止まりが続いています。
一方、感染が広がる札幌で高齢者を対象にしたワクチン接種が始まり、14日は介護老人保健施設1か所で入所者と職員合わせて31人が接種しました。
ワクチンは26日の週には北海道内すべての市町村に1箱ずつ配布されます。
北海道が4月16日までとしていた札幌市の「外出・往来自粛」要請の延長を固めた背景には、入院患者数の高止まりがあります。
●外出自粛要請をした3月26日と4月12日の状況
3月26日:北海道内391人 → 488人(4月12日)
札幌 165人 → 265人(4月12日)
北海道独自の警戒ステージ「4」にあたる350床を大幅に上回る状態が続いていて、札幌市では488床中265床と半数を超える状況となっています。
札幌では「変異ウイルスの疑い」が連日確認されています。
3月21日の週から1週間ごとに見ると、「変異株」の検査実施率は70%から80%で、そのうち「陽性率」が上昇していることがわかりました。
【変異株の検査陽性率】
・3月21日~3月27日:52.7%
・3月28日~4月 3日:51.9%
・4月 4日~4月10日:61.4%
札幌に出されている「外出・往来自粛」要請は約1か月、5月14日まで延長される見通しです。
大型連休や花見のシーズンに向けて注意を呼びかけているポイントはこちらです。
●大型連休中
・感染防止行動の徹底
・旅行を控える、延期する
●花見では
・混雑を避けて宴会を控える
北海道は15日にも対策本部会議を開き、要請延長を決める方針ですが、北海道民は2021年も我慢の連休となりそうです。
変異ウイルス「陽性率上昇中」病床使用数も高い水準…札幌「外出・往来自粛」要請延長へ (21/04/14 20:40)
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