またひとつ、大型商業施設が閉店です。
札幌市の大通エリアで長年に渡り「4プラ」の愛称で親しまれてきた「4丁目プラザ」が、2022年1月末で営業を終了します。
街はどのように変わるのでしょうか?
千須和 侑里子 アナウンサー:「開店から50年。半世紀に渡り買い物スポットとして愛されてきたこちらの建物が、閉店することに決まりました」
2022年1月末での閉店が決まったのは札幌市中央区のファッションビル「4丁目プラザ」です。
地下3階・地上9階の建物に68のテナントが入っています。
開業したのは、札幌オリンピックの前の年の1971年です。
若い女性向けのファッションアイテムを中心に取り揃え、1991年の最盛期には年商125億円。
半世紀に渡り札幌のおしゃれの発信基地でした。
突然の閉店の知らせに…。
札幌市民:「安くていい物があったんだけどね、あら~」
札幌市民:「“4プラ”とか“パルコ”とか、大通エリアで買い物をすることが多かった」
札幌市民:「いつも友だちと服を見に来たり、プリクラをしたりして楽しんでいた場所なので、寂しいです」
運営会社によると、建物の老朽化により震度6強から7の地震で倒壊の恐れがあり、耐震補強工事には多額のコストがかかるため、営業終了を決断しました。
建物は解体する予定で、跡地の用途は未定です。
札幌市中心部ではビルの取り壊しと再開発が相次いでいます。
その背景には何があるのか、北海道内の不動産事情に詳しい専門家に聞きました。
インフォメーション・システム キャビン 志田 真郷さん:「札幌市の中心部は、札幌オリンピックを目指して地下鉄が建設されれるなど、インフラが変わる時に建設された。したがって、減価償却の期間が済んでいる。耐震基準が厳しくなり、建て替えるかどうかということが、問われている」
再開発で札幌中心部は大きく変わろうとしています。
どのような姿になるのでしょうか?
千須和 侑里子 アナウンサー:「“4プラ”は2022年1月末に営業終了。そして、すぐ隣のピヴォも再開発が始まる予定となっています。さらに、斜め向かいのドン・キホーテの跡地でも、既にビルの建て替えが始まっています。28階建ての高層ビルで、2022年頃に完成予定です」
札幌市中央区の狸小路3丁目の北側の7つのビルが取り壊され、新しいランドマークが誕生します。
さらに大通公園の東のバスターミナルと、北海道電力本社の区画にはホテルと商業施設。
さらに大通東2丁目には…。
千須和 侑里子 アナウンサー:「観光バスの待機所などに使われていたこちらの場所に、2023年頃にできる予定なのが、ニトリ"芸術・文化・歴史・観光の複合施設"で、美術館もできる予定なんです」
相次ぐ再開発、そして北海道新幹線の札幌延伸で、札幌市中心部の人の流れは大きく変わりそうです。
街は進化を続けます。
【札幌中心部の主な再開発】
2022年1月末:4丁目プラザ営業終了
2022年ごろ :旧ドン・キホーテ札幌店に地上28階の高層ビル
2023年ごろ :旧ススキノラフィラにスーパーや映画館など
2023年ごろ :創成川イーストエリアに美術館やホテルなど
2020年代中ごろ:札幌駅前に大型家電量販店など
2029年ごろ :新幹線札幌駅の新ビル、創成川イーストエリア(北電本社の区画)にバスターミナルや商業施設など
次々と札幌中心部が変貌を遂げる計画です。
今後の札幌はどうなるのか。インフォメーション・システム キャビン 志田 真郷さんの見方は以下の通りです。
・北海道新幹線の札幌延伸、冬季五輪の誘致を検討していることで今でも世界中から投資の対象として注目されている
・新型コロナウイルス対策次第だが、2030年ごろまで再開発が続く
「4丁目プラザ」2022年1月末に営業終了 札幌市中心部の再開発で大きく変わるマチの姿 (21/04/01 20:35)
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