わずか4.3%。これは、北海道内の公立の小中学校における「冷房の設置率」です。コロナ禍でマスクの着用が欠かせない今、学びやの環境改善が求められています。
新型コロナウイルスの感染拡大で夏休みが短縮。2020年の夏、強い日差しの下、マスクを着用しての授業を余儀なくされた北海道内の小中学校。
一番の障害となったのはやはり、『暑さ』でした。
札幌市立札苗小学校 井上 博文 校長:「北海道の夏は涼しいというが、実際に夏の真っ盛りに登校してみると、子どもたちもとても暑いと言っていた」
文部科学省によりますと、北海道内の公立の小中学校の冷房設置率はわずか4.3%。 全国平均の92.8%には遠く及ばず、46位で25.9%の秋田県よりも大幅に低い最下位でした。
2021年も厳しい環境での授業を強いられるコロナ禍の学校を何とかしたい。
札幌出身のモデルで小学2年生の時に、左目を失明した吉野奈美佳さん。当時、保健室に通った経験をもとに、学校の環境改善に取り組んでいます。
先輩の風プロジェクト 吉野 奈美佳 代表:「新型コロナウイルスの影響でマスクを絶対着用しなければいけない。普通の夏でも暑いのに小学校1年生から6年生までマスクをして勉強する環境は非常に過酷な環境だと思った」
吉野さんは市内の小学校に簡易エアコンを寄付する取り組みを始め、2020年1年間で3つの小学校にあわせて14台を寄付しました。
先輩の風プロジェクト 吉野 奈美佳 代表:「簡易エアコンがあった方が児童も勉強に集中できると思う」
年々暑さが増す北海道内。学びやの環境改善は喫緊の課題です。
【北海道にも冷房は必要なのか】
●学校環境衛生基準(文科省)
「17℃以上、28℃以下が望ましい」
●2020年の札幌
・28℃以上:32日(8月は17日)
・30℃以上の真夏日:12日(2010年の平均値は8.0日)
「とても暑い」学校の夏…冷房普及率"全国最低"4.3% 北海道にも快適な環境を (21/03/21 10:00)
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