通信アプリ大手LINEの個人データの管理に不備があり、個人情報などが中国の関連会社で閲覧できる状態になっていたことがわかりました。北海道民にも動揺が広がっています。
いまや個人だけではなく、国なども活用するLINE。そのアプリで今回、判明したのが個人情報の扱いの不備です。
LINEによりますと、システム開発を委託する中国の関連会社で、技術者が日本国内の利用者の名前や電話番号、一部の暗号化されていない「トーク」と呼ばれる書き込みなどが閲覧可能な状態で、少なくとも32回アクセスしていたということです。異例の事態に道民は…
北海道民:「ライン自体を電話やメールで登録しているから、怖いなあと」
北海道民:「不安だけど、私は特別な人間じゃないので見られていたところでどうなんだろう」
厳格な管理を求められる個人情報をめぐり、浮かび上がったインターネット上のリスク。わたしたちは、どう対応すればよいのでしょうか?
個人データの管理に不備が発覚したLINE。これまでに外部からの不正アクセスや、情報漏えいの発生はないとのですが、第三者委員会を設置して調査する方針です。
サイバーセキュリティーに詳しい専門家は、SNSを使う場合は一層、注意が必要だと指摘します。
北海道大学情報基盤センター 南 弘征 サイバーセキュリティセンター長:「重要なのはサーバーがサイバー攻撃が受けて、技術的漏えいが起きたとかではなくて、個人情報保護の観点で問題、あるいは会社の情報管理に甘さがあった。(SNSを)使う前に出てくる約款、本当はつぶさに読まないといけない。そこに書いてあるのがあいまいで、理解しきれないところがあったということだと思う。あらゆるSNSはあらゆる個人情報を第三者の会社のサーバーに無料で預けている。必要最小限の個人情報しか登録・開示しないということに尽きる」
個人情報保護法では、「外国への個人情報を移転する際は、利用者の同意を得ること」としています。
LINEは「不正アクセス・情報漏えいはない」としながら、「説明が十分ではなかった」として調査する方針を示しています。
北海道大学 情報基盤センターの南弘征サイバーセキュリティセンター長は、「SNSは個人情報を第三の会社のサーバーに無料で預けている。必要のない情報提供は見直す」よう話しています。
中国の委託先でアクセス可能…LINE個人情報保護に不備…"SNSリスク"回避法は (21/03/17 20:15)
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