雪解けが進み路面が姿を現すこの時期、車を運転していて憂鬱(ゆううつ)なのがデコボコの道路。冬の間の気温の変化が原因ですが、2021年は札幌中心部の路面の様子がちょっと違います。この夏予定されている一大イベントの影響です。
安野 陽介 ディレクター:「雪が解けて走りやすくなった道路。しかしこの時期やっかいなのが、冬の間に傷んでできた道路の穴です」
雪解けとともに姿を現す道路の穴。車で走っていてもガタガタして不快ですよね。
土の中の水分が凍って体積が膨張したり、気温が上昇し解けることで隙間ができたりを繰り返し、アスファルトを傷めるのです。
北海道の春先の風物詩ともいえる現象ですが2021年はちょっと様子が違うようです。
安野 陽介 ディレクター:「札幌駅前通です。舗装もきれいで走っていてストレスがありません」
札幌市中心部の交通量が多い道路ですが、例年よりも傷みがなく走りやすくなっています。実はこの道、約5か月後に予定されている東京オリンピックのマラソンコースなんです。
札幌市では2020年の雪解け後から6月にかけ、札幌駅前通や創成川通の一部など、市が管轄する約12キロのうち約10キロの区間を選手が走りやすいように補修しました。
札幌市 道路維持課長 能代 卓己さん:「マラソンコースに補修の明確な基準はない。日本陸上競技連盟の担当者のこれまでの感覚を参考にする。予定していた補修はすべて終わっている」
予定していた工事は全て終了したといいますが、マラソンコース上なのにこんな道路も…。
安野 陽介 ディレクター:「札幌市の北区役所の近くですが ちょっとガタガタいいましたね」
なぜコース上なのに、補修された道路とされていない道路があるのでしょうか?
札幌市 道路維持課長 能代 卓己さん:「現地調査をして補修の必要はないと判断した。以前の補修から2回冬を経過してデコボコの状態になったので、補修工事に入るのは大型連休以降の予定」
東京オリンピックが1年延期になったことで、新たに補修が必要になる箇所が出てきたのです。さらに、補修された道路を通行する際も注意が必要です。
安野 陽介 ディレクター:「幌平橋から中の島に至るこちらのマラソンコースですが、1本中に入ると道路の穴にはまってしまいました」
マラソンコースから中通りに入ると、大きな穴が空いているところがあります。走りやすい路面から一気にデコボコ道へ。ハンドルをとられないよう注意しましょう。
札幌市 道路維持課長 能代 卓己さん:「2月から補修を始めて、大型連休くらいまでかかりそう」
路面に空いた穴でパンクする危険性もあります。運転は慎重に。
雪解けたら道路デコボコ… 東京五輪「マラソンコース」補修進むが“コロナ禍”で想定外も (21/03/16 20:55)
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