集団感染が拡大。地方でのクラスター対策が急がれます。
北海道内では3月9日、新型コロナウイルスの患者3人が死亡し、新たに十勝地方の30人を含む63人の感染が確認されました。
北海道内では3月9日、新型コロナウイルスの患者3人の死亡が確認されました。新たに感染が確認されたのは、札幌の15人を含む合わせて63人です。
変異ウイルスに感染した疑いがある患者は確認されていませんが、63人のうち、30人の感染が確認された十勝地方では、3月8日にクラスターが発生した帯広市の住宅型有料老人ホーム「ノーステラス緑ヶ丘」で新たに入居者27人の感染が確認され、これまでの感染者は合わせて44人となるなど、地方での集団感染の拡大が深刻化しています。
また、札幌では保険会社で新たに従業員1人の感染が確認され、この関連の感染者はあわせて13人となるなど、引き続きクラスター対策が課題となっています。
【ワクチン接種後のアナフィラキシー8人】
厚労省はこれまで国内で8人確認されたことを発表しています。
・3月5日:2人(20代、30代)
・3月7日:1人(30代)
・3月8日:5人(20代、30代、40代、50代2人)
アナフィラキシー8人は多いのか。
●3月8日時点で8人:医療従事者 7万796人(1回目の接種)
●コロナ(ファイザー社):100万人あたり約11.1人
●インフルエンザ: 100万人あたり約 1.3人
一般的に比較するとコロナワクチンが約10倍となります。
北海道医療大学の塚本容子教授は、「インフルエンザワクチンと比べると多い気がする」としながらも「インフルエンザワクチンは製造工程で使う卵のアレルギーがある人は避けるようにと伝えた上での発生数なので、コロナワクチンはどのような人が重篤な反応が出るかわからない中での数字。一概に比較するのは難しい」と指摘。
そのうえで、「アナフィラキシーの確率か、重症化する確率、どちらが自分にとって重要かを冷静に考える必要がある」としています。
アナフィラキシー反応が出た全員が女性で、うち6人にぜんそくや食物・動物などのアナフィラキシー、医薬品アレルギーなど基礎疾患がありました。
性別やアレルギー有無は関係あるのか。北海道医療大学の塚本容子教授は、「医療従事者の多くが看護師。看護師は女性が多いのが背景にあるとして、アメリカのデータだが性別は関係ないとされている」と話しています。
また「食べ物や化粧品のアレルギーとは関連はなく、アレルギーなくても反応が出ている人がいる」として関連性を否定した上で、「原因が『ポリエチレングリコール』であることはわかっている。このアレルギーがある人は注意した方がよく、1回目に重篤な反応が出た人は、かかりつけ医と相談の上2回目の接種の検討をしてほしい」としています。
63人感染北海道…地方で"クラスター深刻化" ワクチンアレルギー反応の注意点は (21/03/09 19:40)
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