北海道札幌市と小樽市で合わせて13例の"変異ウイルスの疑い"が確認されました。札幌市などではモニタリングを強化するなど警戒を強めています。
秋元 克広 札幌市長:「変異株と疑われる事例が確認された。変異株への対応、モニタリングは少し注意していかなければいけない」
札幌市によりますと、北海道外から仕事で札幌を訪れた人が新型コロナウイルスに感染し、その後のスクリーニング検査で道内で初めて変異ウイルスへの感染の疑いが確認されました。
この濃厚接触者からも疑い事例が確認され、3月8日までに札幌で12例、小樽市で1例の合わせて13例が確認されました。
札幌市と小樽市は国立感染症研究所に検体を送り、確定検査を急いでいます。
一方、鈴木知事は3月8日、札幌医科大学で医療従事者へのワクチンの優先接種を視察しました。
鈴木 直道 北海道知事:「感染対策上の決め手。今まで防戦一方だった中で医療従事者がワクチンを接種するのが大きな一歩」
ワクチン接種を巡っては国からの供給量がわずかなため、札幌では4月からの65歳以上の接種について一部の高齢者施設に限定して実施されます。残りの65歳以上の高齢者が対象となるのは5月になる見通しで、接種券の印刷も見合わせます。
北海道内では3月8日、新たな感染は札幌で18人、十勝地方で18人、釧路地方で11人など計63人となっています。
【北海道で変異ウイルスの疑いが確認された13例】
・3月4日(木):道外から仕事で札幌に来た人を含め、札幌で3人の検体に「疑い」確認
・3月5日(金):濃厚接触者(札幌5人・小樽1人)
・3月7日(日):札幌の8人のいずれかと関係のある札幌の4人に「疑い」確認
北海道医療大学の塚本容子教授は、「札幌市で変異ウイルスの検査を始めたのが2月28日。いよいよ入ってきたというよりも、ある程度変異は起こっていたと考えるべき」としています。
その上で、「札幌ですべての検査をしているわけではないのでどの程度かは不明だが、神戸市が独自に検査をしたところ、半数が変異ウイルスだったという結果もある。札幌や北海道が違うと考える方が不自然」として、変異ウイルスの広がりの可能性を指摘しています。
変異ウイルス”疑い” 確認で監視体制強化へ…ワクチン接種視察の鈴木知事「大きな一歩」 (21/03/08 20:15)
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