3月2日の大雪の影響が、いまだ続いています。北海道富良野市などでは、雪の重さで農業用ハウスの倒壊が相次いだほか、各地で気温上昇に伴い、落雪事故の危険が高まっています。
夏の富良野を代表する味覚の1つ「富良野メロン」。しかし、この大雪で…。
八重崎 邦宏 カメラマン:「富良野市山部の上空です。たくさんの農業用ハウスが雪で押しつぶされるように壊れています」
3月2日、3月としては観測史上1位となる、24時間で50センチの雪が降った富良野市。
積雪は、観測史上最多の119センチとなっていました。
「JAふらの」によりますと、富良野市や上富良野町などで、メロンやアスパラなどの農業用ハウス279棟が、雪の重みで壊れているのが確認されました。
荒川 健太郎 記者:「農業用ハウスの骨組みがぐにゃりと曲がっている。こちらの農場がこれだけの被害を受けるのは初めて」
被害にあった農家:「今年は復旧できないメロンは半分作れればいいところかなと思う」
一方、積雪180センチを超え、この時期としては記録的な雪の多さとなっている岩見沢市。
住宅の中から撮影させてもらうと…。
長岡 伶奈 記者:「こちらの住宅、窓を開けると雪で窓一面が埋まっていて、外の様子が見えないぐらいになっています」
家全体が雪にすっぽりと埋まった状態が続いています。
そして、最高気温が3.6℃まで上がる中、怖いのが雪の事故です。
長岡 伶奈 記者:「この冬、大雪となった岩見沢市内では、いまだに私の身長以上の雪が積もっていますが、このように叩いてもびくともしません。これが屋根から落ちると思うと、怖いですね。注意が必要です」
岩見沢市民:「2階の窓から雪を落としている。頭の上に落ちてこないように」
岩見沢市民:「屋根の雪が落ちたらどうしよう…これから雪が解けるのはうれしいけど。
一方、雪解けが進んだ札幌では…。
鎌田 祐輔 記者:「雪解け水により、歩道までつかるほど大きな水たまりが出来ています」
札幌では、気温が3.8℃まで上がり、大雪の後、初めてプラス気温になりました。
交差点を歩く人たちは、水たまりを避けながら横断歩道を渡っていました。
また、路面はザクザクとなり、足をとられながら、歩く人の姿も…。
札幌市民:「歩きづらいので足が疲れた。解けるなら早く溶けてほしい」
札幌市民:「除雪をしてほしいです。道が狭いので、車の運転をしたくないので歩いています」
3月4日の道内は、南から暖かい空気が流れ込んだ影響で、春を思わせる暖かさになりました。
最高気温は、道南の江差町で7℃と3月下旬並みになるなど、道内の9割以上の168地点でプラス気温となりました。
3月5日は、さらに気温が上がり、雪解けが加速する予想で、低い土地の浸水や土砂災害、なだれなどに一層の注意が必要です。
大雪後の気温上昇で ”農業用ハウス”倒壊…住宅全体が「雪に埋まる」 落雪事故の危険 (21/03/04 20:30)
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