こじラグ谷中の知ってるつもり? 奄美大島で大島紬について学ぶ企画の後編。
https://forzastyle.com/articles/-/55871
(前編はこちら →https://youtu.be/5JOaOxhNR1o
https://forzastyle.com/articles/-/55822)
今回も引き続き協力してくださるのは東京・八王子にある荒井呉服店の若旦那、石毛立介くん。
大島紬を学ぶには、まず奄美大島について知っておかねば、と思い、向かったのは…
金作原! 奄美大島の山々の中でも、天然の亜熱帯広葉樹がたくさん残っている原生林です。太古の大昔から残り続けている巨大なヒカゲヘゴなどの亜熱帯植物が生い茂り、天然記念物のルリカケスやキノボリトカゲなど、稀少な生物も生息。言葉では言い表せないほど神秘的なので、動画でお楽しみください。
その後は、大島紬の重要な要素のひとつである泥染めを見学に、野崎染色へ。渋くてカッコ良い野崎徳和さんに実際に泥染めをする様子を見せて頂いたんですが、驚いたのは泥染めする回数!
なんと、約80回!!
バラ科の植物、車輪梅(テーチ木)の枝を細かく割り、大きな釜に入れて煮立たせます。そこから煮た汁を取り出し、つけ込む作業をまずは約20回繰り返します。
それを泥田の中につけ込み、全体に泥が馴染むように染めていきます。
奄美大島の泥田には多くの鉄分が含まれており、車輪梅(テーチ木)のタンニン酸と化学反応を起こして黒く変化していきます。
この作業を計4回、車輪梅の煮汁に約20回つけ込んだ後に行い、80回の染めの作業が完了します。なんという作業量…。織る作業も繊細で果てしなかったけれど、泥染めもハンパない……。
一枚の反物を作り上げるのに、どれだけ手間がかかってるんでしょうか。眩暈がします。
しかし、悲しい現実も。泥染めも今のメインは洋服で、大島紬はかつての1/100ほど。職人さんは大島紬の泥染めだけでは食べていけないそうです…。どうにかして盛り上げたい!
こんなにトキメいている大島紬が決して消えてしまわないように、まずは清水ダイブか? 買っちゃうのか??
http://forzastyle.com
Movie:Naoto Otsubo
Text:Ryutaro Yanaka
【問い合わせ】
荒井呉服店
042-625-5291
https://www.araigohukuten.co.jp/
【大島紬を清水ダイブ!?】こじラグ谷中が 奄美大島で大勇断か?《後編》
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