感染拡大傾向が止まらないことから、「Go Toトラベル」の対象から、16日、突然除外された東京。
都民からは、「安く行けるはずだったのに!」、「家族旅行が安くなるはずだったのに...!」など、新たに発生する旅行料金やキャンセル料、さらに、その補償をめぐって、やり場のない怒りの声が上がっている。
星野リゾート「リゾナーレ熱海」では、7月から豪華な朝食ビュッフェを再開。
8月中は、ほぼ満室だという。
このホテルでは、QRコードで大浴場の混雑状況がわかるシステムを取り入れるなど、独自の感染対策に取り組んできた。
17日、詳細が発表されたGo Toキャンペーンでは、宿泊施設側にも感染対策が義務づけられた。
星野リゾート リゾナーレ熱海・北嶋文雄総支配人「元々、われわれの施設は、東京や神奈川からのお客さまが多くいらっしゃっております。3密回避と安全対策、こちらを徹底していますので、どんなお客さまでもお楽しみいただけるよう、万全でお迎えしたいなと思います」
しかし、その東京は除外されるGo Toトラベル。
赤羽国交相「このような形となったことについては、わたし自身も大変断腸の思いでございます」
果たして、どこまでがキャンペーンの対象になり、何が除外となるのか。
その線引きが17日、正式に発表された。
東京都民以外、例えば、神奈川県民や千葉県民が、羽田空港を利用して出かけるのはキャンペーンの対象になる。
また、新幹線での旅行も同様に対象となる。
一方、東京と関係なくても除外される可能性があるのが、重症化しやすい高齢者の団体旅行や、若者の団体旅行。
しかし、参加者の年齢や、人数などの線引きはまだ示されていない。
東京除外が正式に発表されたことに、都民からは「税金が使われていることを考えると、わたしたちはいつ還元してくれるのかなと」、「まったく解せない。期待だけさせといて!」などの声が聞かれた。
キャンペーンが5日後には始まるにもかかわらず、はっきりしない点の多いキャンペーン。
もし旅行をキャンセルした場合は、どうなるのか。
赤羽国交相「(国としての補償は考えていない?)国としての補償は考えておりません」
東京・足立区に住む、諸さん家族。
この夏、Go Toキャンペーンを利用して大阪旅行を計画していた。
諸由美さん「おととし、子どもたちと行った時は全部で30万くらいかかっている。Go Toトラベルの最大2万円×3人、6万~10万円は確実に違ってくる」
しかし、東京除外で旅行は白紙に。
キャンセルはまだ間に合うというが...。
諸さん「もう、すぐそこ(足立区の隣)埼玉ですよ。そのちょっとの境で、6万~10万の差が開くのはどうかと。子どもにはまだ、行けないと話していない。うっぷんたまっているから、楽しみにしていたから、なお迷います」
さらに、街からは「(キャンセル料は)国が補償することになるんですかね?」といった声も。
国にキャンセル料を支払う義務はないのか、弁護士に聞くと...。
高橋裕樹弁護士「今回の件に関してだと、違法な問題は生じないかなと。状況に鑑みた合理的な判断、やむを得ないものという話になるのではないか」
東京除外による悲鳴は、東京以外からも聞こえてきている。
夏の旅行先として、屈指の人気を誇る沖縄県。
「沖縄ホテル」では、この夏、売り上げの半分は、東京方面からの客が占めると見込んでいた。
沖縄ホテルの取締役会長は、「東京の方、関東の方は、平均して単価も高いですし、非常に期待はしていましたけど、東京がそういった当面見合わすという形は、非常に大きな、沖縄にとっては痛手かなと思います」
迷走するGo Toトラベル。
多くの不安と不満の中で、船出の時を迎えようとしている。
#新型コロナウイルス
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GoToトラベル「東京は除外」 2万円自腹? 税金なのに...
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